漢デニチェン太鼓祭。

 本日のお買い物5はこれに引っかかって購入しました。漫画類を買ったついでに、CD・DVDはだいたいここで仕入れているヤマギワソフトを訪れてぶらぶらと散策していたところ、二階の下りエスカレーター付近にあるジャズのコーナー試聴機でやたらとデニス・チェンバースを推しており、最近の参加CDを並べているなかにこれがあったもので。

 昨年の火事騒動以前、ヤマギワソフト二階洋楽フロアはある意味魔境でした。ちょっと珍しい注目作を紹介する技に長けていて、試聴機やフロア各所のBGMやディスプレイの使い方も巧い。マリア(Malia)やBOOM BOOM SATELLITESPREFUSE 73、さきごろ購入したニュー・オーダーなんてのは完全にここの策略にかかって購入してます。その後の作品も継続的に購入しているのはマリアぐらいですが、しかしいずれも印象に残っているのは確か。新装開店直後はトラブルを嫌ってか入荷の絶えていた輸入盤も紹介されるようになりつつあり、どうやらかつての姿を取り戻しつつあるようで安心しています。

 が、その一方、方針が安定せずに不手際が増えている気がするようにも思います。今日のCDはさすがに衝動買いする余裕はなかったのでポイントで購入しようとしたのですが、カードを渡したときに言われたのは「2500円カードからの清算で、残り354円になります」。咄嗟に「は?」と首を傾げた。ここではポイント清算と言って渡すと、価格に足りる場合は何も言わずに満額落としてくれたはずなのだが……と思っての反応だったのですが、わたしのその態度を見た途端、店員は何も言わずに満額精算に切り替えてしまった。こっちが戸惑っていると、最近開始された新しいポイント制度では500ポイント単位=500円単位の清算になるのだが、システム上は1ポイント単位でも処理が出来るので今回に限り全額精算する、と言い訳した。

 ……意味が解らない。ここのポイントは従来、CDやDVDは500円につき1ポイント、ゲームは1000円1ポイントで、20ポイントで1000円相当の買い物が出来る仕組みになっており、20ポイント以上からかなり細かい単位で支払の出来るシステムでした。それが先月からだいたい10円あたり1ポイントで、ポイント=円の勘定で計上していく方式に変更されました。つまり、前はポイントをいちど頭のなかで変換しなければ幾ら使えるのか解らなかったものが、数字を見れば一目瞭然で購入できる金額が解るようになった。購入金額が細かくポイントに反映されるので便利になるか、と思っていたのに、どうして前よりも融通の利かない処理をさせるのか。

 帰り際、あちこちに掲げられているカードの切り替え案内を端から眺めてみましたが、「500ポイントから利用可能」と書いてあっても「500ポイント単位での利用」とは書いていない。よくよく見れば、そう記されているのはレジのところだけなのです。確かにカード裏面の説明にも書いてありますが、まさか従来よりも数値が細かくなったのに前よりも支払に使える単位が大雑把になったと考える人間はそうそういないでしょう。システム上1ポイント単位でも処理できるのに客に対して500ポイント単位から、とお願いする意図がまったく理解できない。

 支払いできたので文句をいう筋合いはないのですが、しかしどーにも納得できない。だいいち、わたしは400円足らずなら手持ちはあるしいいか、と既に支払をする用意をしていたというのに、察することなく勝手に処理した店員もどうだろう。あの異様な対応の早さは、既に似たような苦情を何回も受けている証拠か、さもなくば店員自体も理解に苦しんでいる現れではないのか。大人しく撤回した方がいいと思うのだけど。

 ちなみに見出しは実際のフェアの名称ではありません。白状するとわたしが勝手につけました。それ以前に話の本題とあんまし関係がありませんでした。心の底からごめんなさい。

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