『TRICK −劇場版2−』監督:堤幸彦/主演:仲間由紀恵&阿部寛/配給:東宝 &初日舞台挨拶

 先週早めに動いた甲斐があって、久々に舞台挨拶のチケットが確保できました。幸いに雨も夕方くらいまでは降らないようなので、バイクにて六本木へ。今度はヒルズのアンダーパスにある、24時間500円のところを利用。

 先週の飲み会の前にしていたメールのやり取りで、冬野佳之さんが初日に備えてわざわざ休暇を取ったと言っていたので、折角だからとついでにチケットを確保、お渡ししてあったのですが、座席指定ゆえ特に待ち合わせなどせず劇場にて合流。しかし、チケットカウンターはともかく、売店があちこち大混雑していたうえ、チケットに表記されている時刻の前に予告編が始まったりと、相変わらずこの劇場は混雑時の手際が悪い。まあいい加減慣れっこですが、誰か上の人間が見廻って、どこに人が必要か、何処の手が空いているのか把握してちゃんと切り盛りしないと駄目でしょうが。

 作品は皆さん予測されていたことでしょうが、連続ドラマから始まり、もしかしたら今回が最後になるかも知れないシリーズ最新作TRICK −劇場版2−』(東宝・配給)。相変わらずのストーリーに相変わらずの大仕掛け、そしていつもと変わらぬ個性的な登場人物に小ネタの応酬と、不変の作りが却って嬉しい仕上がり。最後というつもりで挑んだだけあって、旧作の集大成とも言える作りになっており、ファンならば必見、ファンならずとも楽しめそうな出来でした。詳しい感想は、「花やしきを空撮することに意味はあったのか?!」からどうぞ。

 終了後はお楽しみの舞台挨拶です。TOHOシネマズ川崎のスクリーンに同時中継されるため後方にテレビカメラが常駐していましたが、最初のうちそちらに廻すべき音声がこちらの会場にエコーのように戻ってしまったりとしばし混乱していましたが、基本的につつがなく進行。

 登壇したのは仲間由紀恵阿部寛野際陽子のレギュラー陣に、片平なぎさ堀北真希平岡祐太のゲスト3名、そして堤幸彦監督の計7人。

 トップで話し始めた仲間由紀恵が自分の話を締めくくろうとしたらマイクのほうが突如音が出なくなって「2分経ったら自動的に切れるらしいので……」とフォローした阿部寛、白手袋ネタが解らない人はご両親や学校の先生、上司などに訊ねて、そういうギャグもあるんですよーと訴えてほしいと語った片平なぎさ、悪評高い堤監督のシナリオ変更癖に最初のうちはかなり悩まされたらしい堀北真希の言葉あたりが印象的でしたが、出色はやっぱり野際陽子。本編ではヒロイン山田奈緒子の死んだ父親役を岡田眞澄が演じており、その死に触れてしんみりさせたかと思えば「もし新シリーズがあるなら里見に若い恋人を」と付け加えて見事に雰囲気を元に戻した話運びの巧さが光っておりました。

 締め括りのフォトセッションでは、薄々予感していた通り、観客も一緒になって「よろしくね」をやらされました。ゆーとぴあの指導にちゃんとゴムパッチンも生で観られたのでいいんですけどっ。

 終了後、冬野さんが昼飯を奢ると言ってくれていたのですが、近場でめぼしい店が見つからず、秋葉原に立ち寄るようもあったので本日は遠慮して別れる。秋葉原にて手早く用件を済ませると、途中でファーストフードを購入して帰宅。このところ寝不足気味だったので、食後は『BLOOD+』が始まるちょっと前くらいまで眠りこけておりました。

 なお舞台挨拶のあたりの記述は、時間も遅くなって考えるのが億劫になってしまい、手を抜いてmixiで使った文章をやや手直ししてそのまま使用しております。mixiのほうでもご覧になっている方、勘弁してください。

コメント

  1. 冬野 より:

    むかし通っていた六本木界隈の店がどこも意外に健在だったのを確認してきましたので、機会があれば今度こそ奢りますよ。無闇に陽気なイタリア人がやってる本場の焼きたてピザの店とか、焼き肉、そば、まあ色々あるわけで。夜だと、良い日本酒の飲ませ方を心得た居酒屋さんもあったり(´ー`)

  2. tuckf より:

    ありがとうございます。その節はよろしくお願いいたします〜。……しかし、六本木でまた落ち合う機会ってあるのか。

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