『地球へ…』第3話 アタラクシア

 溜まっていた未鑑賞アニメの消化作業。まずはMYSCON参加のために見逃したこの回を。

 ジョミーの懇願に応え、ブルーは彼をアタラクシアに帰した。だが、懐かしい家には両親の姿はおろか、想い出の品々のひとつさえ残っていなかった。途方に暮れ赴いた学校には、かつての級友がなにも変わらぬ日常を送っていたが、それ故にジョミーは狂ってしまった自らの日常を痛感する。そんななか、彼が舞い戻ったことを捕捉した政府は、ジョミー捕獲に走る――

 本当に正統派ジュヴナイルSFだなー。戻っても受け入れてくれる場所がない、という現実を認識せず責任転嫁に走るジョミーの愚かさが痛々しい。

 見応えは確かにあるんですが、ちょっと話運びがゆったりしすぎてるかなー、とは思います。本当は次の回と合わせて1話分にするのが適当な配分じゃなかったでしょうか。まあ、作画のクオリティも、きちんと設定を押さえたストーリー展開も、充分に楽しめる出来なので、文句をつけるのはどーかと思いつつ。

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