『ゴルゴ13』Target.14 落日の死影

 ある南国の島に、薬学者を装ったゴルゴが出没した。現地ではパパイヤから抽出するパパインという薬品を増産する体制を整えている。ゴルゴは職を求めるふりを装って潜入するが、先に別の男が潜入した形跡があった。どうやら同じ標的を狙う、ふたりのプロが交錯したとき、何が起きるのか……

 何回かに一回のペースでゴルゴとは違うプロが登場しますが、その中でもゴルゴに匹敵する能力を備えている者は珍しい。そういうキャラクターを登場させたエピソードです。

 終始ドライに、冷徹に状況を分析して対処し、最後には意外な締め括りをするかと思ったところで急転する。その辺の呼吸は悪くなかったんですが、アクション部分で互いのプロフェッショナルとしての呼吸を活かした部分が乏しかったのが不満です。普通に同じやり方してるだけじゃなあ。位置がずれているのですから、多少は対処が変わっても不思議じゃないのに。

 まあ、今回は声のゲストも貫禄充分だったぶん、なかなか歯応えはありました。ゴルゴが微妙でも脇がいいので、声には奥行きがあるんだよなこのアニメ。

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