プログラムを読むために本篇も観る。

 今日も今日とて映画鑑賞です。バイクにて、西新井へ。

 鑑賞したのは、ステファニー・メイヤーの大人気小説を映画化した、ヴァンパイアと人間との禁断の恋を描いたトワイライト〜初恋〜』(Asmik Ace×角川エンタテインメント・配給)

 ベタすぎる設定に知名度の低いキャスト、但しクリステン・スチュアートだけは『パニック・ルーム』からずっと密かに気にしていたので、ちょっと観たい気はしていてもそんな期待はしていなかったのですが、これはなかなか。ヴァンパイアが題材だから幻想ものに分類してしまいそうですが、どちらかと言えば種族を超えた恋愛ゆえの苦しみや甘酸っぱさを描くことに力を注いだ、正統的なロマンスです。味わいは日本の少女漫画っぽいので、もともとそーいうのも好きな私はけっこう楽しめました。

 期待していなかったのに今日、敢えてこれを選んだのには実は理由があります。

 プログラムに、東雅夫氏が寄稿していると知ったからです。

 ならプログラムだけ買ってくればいいじゃん、と思うかも知れませんが、私は基本的に鑑賞の記念として買っているものなので、観ていない場合は手をつけたくないのです。まあ、東氏も若干奥歯にものの挟まった感じながら肯定的な評価をしていましたし、あのクリステン・スチュアートが演じるロマンスを観ておきたかった、というのもあったので、機会があれば、程度だったのを取り急ぎ拾ってきたわけです。結果、なかなかいい仕上がりだったので、何ら悔いはありません。

 ……むしろ、肝心の東氏の記事が、ヴァンパイアの歴史とそれを扱ったフィクションに軽く触れて、本篇の特異性について仄めかした程度で、私としては「映画を観れば解ります」という感じの内容だったのが残念だったりして。たぶん原作のファンや本篇のみしかヴァンパイアを扱った作品を知らない人に解説するという意図で寄稿したものでしょうから、充分に役目は果たしていると思うんですけどー。

 鑑賞後は、毎度の如く行きつけの蕎麦屋にて昼食。そのあとはるばる日比谷までバイクを走らせて、明後日鑑賞する映画のチケットを押さえ、更に豊洲まで行ってもうひとつ手続をしてきました。出かけたついで、とは言い条、さすがにこれはけっこう遠かった……帰宅後、しばらく潰れておりました。故に更新がこんな時間になったわけ。

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