よもやまさかの大混雑。

 予告通り、本日は映画鑑賞です。薄曇りの空の下、バイクを駆って西新井へ。

 映画館の入っている建物のそばまで来て、次第に違和感を覚えました。今日は平日のはずなのに、やけに子供の姿が多い。いつも平日の朝一番に来るとがらがらの自転車駐輪場も、かなりの数が入っている。建物に入ると、エレベーターに乗っている人の数も多いし……と思いつつ劇場のある4階に辿り着いて、息を呑みました。

 こんな大行列、この劇場で目にしたの、初めてです。

 入口から窓口までけっこう距離があるのに、ずらああああっと並んで通行もままならない。インターネット経由でチケットを購入した際に利用する発券機や、プログラムなどを扱っている売店に行くだけでもひと苦労ですし、いつも通りに飲物を買ってから入ろうと思ったら、飲物を買うだけで15分ぐらいかかってしまった。平日としては余裕を取りすぎ、と感じるくらい早めに現地入りしたのに、半券を切ってもらったときには既に予告編が始まっている時刻。

 売店の方に訊ねてみたところ、どうもこの界隈の学校では今ぐらいの時期に運動会を催しており、何校かが前日に一気に開催、結果として振替休日になった小中学生が、映画サービスデーに母親連れで押し寄せた模様です。基本的に住宅街で徒歩圏内の観客が訪れることの多い劇場ですから、それだけ条件が重なれば混雑するのも当然。……知っていればもっと早く来るか、別のとこで観てましたが、手遅れです。

 ともあれどーにか本篇には間に合いました。鑑賞したのは、ダン・ブラウンによるベストセラー・シリーズの映画化第2弾天使と悪魔』(Sony Pictures Entertainment・配給)。原作どころか、映画の前作『ダ・ヴィンチ・コード』すら色々あって観ないままでしたが、まったく気になりませんでした。これは非常に面白い。たぶん原作を読むと補強される部分も多々あるのでしょうが、プログラムがあれば無理にそっちまで手を出す必要ないや、と思うくらいしっかりした作りです。前作を観ていないがためにほぼノーチェック、期待もしていなかっただけに、とても得した気分。

 出るときもまだ人が溢れており、サントラがあったら買うか迷ってみようか、ぐらいに考えていたのですが、結局何もせずに離脱。たぶん近いうちにまた訪れることになるので、そのときゆっくり眺めよう……。

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