98、99。

 前々から楽しみにしていた作品の正式封切りと、もうひとつ観たかった作品の全世界で最速となる先行公開が今日に重なったので、どうせならハシゴしてしまえ、と色々上映時間を調べた結果、朝から出かけて2本立てにするのがいちばん都合が良かった。そんなわけで、9時に出かけて17時頃に自宅付近に着くという、自由業のくせにまるで堅気の人みたいな行動をしてきました――仕事じゃないけど。

 まずは有楽町マリオンのTOHOシネマズ日劇にて、大ヒットSFアクションの続篇トランスフォーマー/リベンジ』(Paramount Pictures Japan・配給)。観終わったあと、いい意味で何も残らない、純然たる娯楽大作。癖のある作品や深みのある作品が好きなんですが、こーいうのもたまに届くのが嬉しい。

 鑑賞後、てきとーなところで食事を摂ってから赴いたのは、日比谷のTOHOシネマズスカラ座。作品は、ベルンハルト・シュリンクの小説を『めぐりあう時間たち』のスティーヴン・ダルドリー監督が映画化、ケイト・ウィンスレットにアカデミー主演女優賞を齎した珠玉の恋愛ドラマ愛を読むひと』(Showgate・配給)。こちらはまさに深みのある作品です。ほぼ原作通りなのですが、描写をより掘り下げていて表現に味わいがある。最後に涙を誘う、という種類ではない、じんわりと沁みてくる、いい映画です。

 帰りに秋葉原に立ち寄り、ちょこっとだけお買い物をしてから帰宅。

 ……というわけで、今年に入ってから劇場で鑑賞した映画は、延べ99本となりました。明日、100本目を鑑賞してきます。

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