『懺・さよなら絶望先生』第1話 落園への道/春の郵便配達は二度ベルを鳴らす/晒しが丘

 前期から1年を経てようやく始まりました第3期。もうあり得ないと思っていたから、やってくれるだけで嬉しい。『化物語』の余力だとしてもいーの別に。

 そして中身はと言うと……なんかいつになく普通に始まった気がしてしまったのは毒されすぎでしょうか。冒頭から「最終回みたいで不吉じゃないの!」という千里の発言があるあたりはさすがではあるが。

 前期からすっかり定着した原作通り路線で展開しているのは嬉しい限り、なんですがとりあえず初回については実験性はそんなに色濃くない……と思ったら3話目がまさかの前後編で次回に持ち越し。普通にやるかと思ったタイミングで外すのはさすがです。ファンしか喜ばねえとは思いますが。

 しかし第1回の白眉は、ラストの“絶望先生えかきうた”でしょう。小節あびると、木村カエレ。一瞬遅れて悲鳴を上げました。その組み合わせだけはダメだーっ!!

 ……ともあれ、第1回については特に不満はなし。実験性については次回以降じわじわ加速していくのを願おう。

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