『さよなら絶望先生』第9話 富士に月見草は間違っている

 奈美たちが雑誌の間違い探しをしているさまを見て、糸色先生が提案したのは“人生の間違い探し”。いきなり自分の人生で7つの間違いを挙げろ、と言われた生徒は、じゃあお前の間違いは何なんだ、と切り返すと、まあ出てくる出てくる。しかし、可符香はそれすらポジティヴに反転させてしまうのであった……

「薄っぺらいアニメで深いこと言わないでください!」発言がツボでした。ていうか意外と深いこと言ってるぞ普通に今回は。

 キャラが提示し終わってからはけっこう久米田康治原作らしい歪な構成になってます。『少年マガジン』に移ってからはぜんぜん読んでいないので、この感じはけっこう懐かしかったり。その分、実験的な表現は目立たなくなっているのがちょっと寂しいのですが、基本的にわたしは時折出てくる美術的なカットを楽しんでいるので、その意味で不満はありません。するとすっかりお色気カット要員と化した智恵先生と小森霧の部分だけでもこと足りるということになりますが。

 ……それにしても改めて便利だな矢島晶子って。今回あのキャラはツッコミの役にしか立ってませんでしたけど。

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