夏休みが終わっても、週末は混むらしい。

 3日連続の映画館詣で、本日は最近ホームグラウンドになっているTOHOシネマズ西新井へ。何せ今年劇場で鑑賞した135本*1のうち、51本をここで観ていますから――その約半分が1月鑑賞分、というのも凄い話だが。

 夏休みが終わったので多少は空いているかと思いきや、道がついてしまったのか、本日もけっこうな人の入り。収益を上げて劇場が長く維持できるならそれはいいことなんですが、マナーのよくない客が増えるのも悩みどころです。今日は特に、二つ隣の席の女性がときどきぼそぼそと独り言を漏らし、後ろに座っていた方が変なところで、しかもかなり頻繁に笑っていたのが気になって仕方ありませんでした。いや独り言も笑うのも別に構わないんですがもー少し抑えて欲しい。家で観てるんじゃないんだから。

 ともあれ本日の作品は、『クレヨンしんちゃん』劇場版第10作を『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴監督が実写でリメイク、戦国時代の小国を舞台に、侍と姫君との身分違いの恋を描いたBALLAD 名もなき恋のうた』(東宝・配給)

 原作は未見です。でもたぶんこの辺がオリジナルから引っ張ってきた要素なんだろうな、と解体してみると、なるほど高く評価されていた理由が解ります。少し動機の書き込みが足りなかったり、登場人物が揃いも揃って純粋すぎたり、と薄さが気になりますが、子供にも解り易く、しかし大人にも訴えられるものを、と心を配って作ったのが察せられて、好感の持てる映画でした。大傑作ではないけれど、良作。そしてもうVFXを用いている事実がほとんど気にならないレベルに達しているのが、実に頼もしい。

 鑑賞後は行きつけの蕎麦屋に立ち寄ってから帰宅。……さすがに3日連続合計4本はちょっとしんどかったので、次の週末まで映画館詣では休むかも。西新井で名画座企画が再開されたので、出来れば来たいところではあるんですがー。

*1:本日鑑賞した作品含む。

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