レンタルDVD鑑賞日記その26。

 渡航歴のない人間がかかるはずのない、外地の感染症らしきものを患った女性。原因として患者かその夫か、どちらかの浮気を疑う第7話『罪と罰』、突然発作を起こした息子の姿に感情的になるあまり、担当医たちの態度に不信を抱き治療を拒絶する母親を描く第8話『医療不信』の2話。

 どちらも症状の原因を懸命に探る、という部分では従来通りですが、どちらかと言えば物語のポイントは原因を探る上で患者や家族の意識が障害になっていく様の方にあります。その分だけ感情や、ハウスたちの熱意が滲み出ていて興味深い。

 この辺りになってくると、憎まれ口や愚痴を叩きながらも、部下たちがハウスの才能を理解し始めて、けっこうその意向に従うところでは従うようになっています。特に第8話なんか、フォアマン医師がしばしばハウスの皮肉に不平顔を見せているくらいで、あとは必死になってハウスの指示通りに原因究明に走り、母親の説得を試みている。ここに来て何度も「似ている」と評されるハウスとフォアマンの、ラストで見せる表情が秀逸です。第8話は外来患者のエピソードも非常に振るっているので、シリアスながらも終始ニヤニヤが止まらない、という優秀な仕上がりでした。

 本国ではエミー賞ゴールデン・グローブ賞、果てにはエドガー賞にまで、繰り返しノミネートされ受賞もけっこうな数に上っているこのシリーズですが、観ていると納得します。本当に1話1話のクオリティが高い。……なんかそのうちテレビ放送が待ちきれなくなって、ぜんぶレンタルで観てしまいそう、ならまだいいんだが買ってしまいかねんな本当に。

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