レンタルDVD鑑賞日記その54。

 実は以前に1回、いま利用しているのとは別のところで借りたのですが、ディスク不良のため途中までしか観ることが出来ず、今回仕切り直し。……しかし寝不足気味のときにはいちばんまずいタイプのドキュメンタリーでした。

 大量生産のために、どんな風にして肉や野菜を収穫しているのか、というのを、淡々と撮影しているだけ。説明もないので、それらがどういう意図で行われているかも想像しながら観なければならないのですが、だからこそものすごーい見応えのある作品です。色んな理由から、気の弱い人は避けた方がいいでしょうが、毎日普通に食べているものがどんな風に作られているのか、疑問に感じた人はとりあえず挑む価値有りです。ただ、心の準備はしておこう。

 執筆中の小説の結末に悩むこまちを中心とした第43話、ミルクが理想のお世話役とはどういう人か、という助言をプリキュアたちに求めたら、意外な人の名前が挙がってきた第44話、間近に迫った別れに動揺するのぞみの姿を描く第45話、の3話を収録。

 ハデーニャさん早くも昇天。デザインといい、ガマオくんを彷彿とさせてちょっと切ないものがあります。しかしその分、第43話での彼女の活躍ぶりは、少なくとも作品的には出色でした。この回のコワイナーも素敵。

 しかし全体に、近づいてきた締め括りのために、それぞれ覚悟を固める段階に入っている、そんな感じのエピソード中心になってます。既にココがいちど通過しているところを、こんな瀬戸際になっていまさらのぞみが通ろうとしているのがある意味笑えますが。

 ともあれ、5人組のプリキュア第1シリーズも残すところあと1枚。……もーちょっと観たいな、という気分なので、たぶんそのまま第2シリーズに突入してしまうでしょうけど。

 月額レンタルを始めた当初からずーっとリストには加えてあったシリーズ、ようやく1枚目が借りられました。昨年の10月に、衛星波での放映に先駆けて行われた試写会で鑑賞したミニ・シリーズの第1話と第2話を収録した第1巻です。試写会で観たのもまさにこの2話だったのですが、さすがに1年前なので、続きを観る前に復習するべく鑑賞。

 やっぱりこの段階では、“部屋”を巡るルール設定とその応用が実に面白い。“部屋”の秘密を封印するための組織、というアイディアも、掘り下げた形跡が窺えて期待が持てます。

 さて、なるべく早いうちに結末まで見届けたいところですが……次も速やかに借りられるかどうか。

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