レンタルDVD鑑賞日記その63。

 今日は諸々あって、いちどに6枚もレンタル商品が届きました。とはいえうち2枚はCD、更に2枚は下記のような事情なので、そんなに分量が多いという気はしてなかったり。いつも通り、ざっと感想を記します。

 先日、終盤でディスク・トラブルを起こして視聴不能状態に陥った作品です。すぐさま良品を再送していただいたので、問題のクライマックス部分だけ鑑賞。

 グロテスクな寓話、といった感じで、不気味で華やかさは微塵もないのに映像は奇妙に美しい、という異様な作品でした。終わっても「いったい何だったんだ」という理不尽な気分になりますが、そこがまた面白い。

 ……しかし、普通の感性なら充分に不快感を味わいそうな作品だと思うんですが、そんなに問題なく楽しめてしまったのは、先に鑑賞したDVDが状況的にもっとひどい代物だったせいでしょーか。表現的にはいちばん穏当だったし。

  • 『ほんとにあった!呪いのビデオ35』(BROADWAY・発売)

 怒濤の連続リリースからちょっと間を置いた最新巻、発売から10日ちょっとで借りることに成功しました。

 前巻までの連続ネタが酷い出来だったので、このままダダ滑りしていくのかと危惧していたのですが、スタッフも多少は自覚していたようで、今回は“次巻に続く”ネタはなし、扱う映像もちょっと特異なものを織り交ぜつつ、シリーズらしい代物が多くなっていて、観ていていい意味での安心感がありました。突っこみたいところもありますが、このくらいでいいのよこのくらいで。

 来年以降もこの匙加減を基本に継続してくれることを願います。安易に危険な領域に踏み込むのはやめましょうね。

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