もうちょっとで終わるところでした。

 上のTwitterログで既に触れてますが、昨晩、映画鑑賞に出かけておりました。お目当ての作品がほとんどの劇場で上映終了となっており、あと残すところはTOHOシネマズ錦糸町のレイトショーのみ、と気づいたので、慌てて駆けつけたのです。実のところ、あと1週間ぐらいやっているもの、と暢気に構えていたのですが、いざ到着してスケジュールを確かめたら、7日が最終回だったため、本当に危ないところでした。

 作品は、ベン・アフレック監督&主演最新作、1980年にイラクで起きた大使館占拠の背後で密かに行われていた前代未聞の脱出作戦を描いたサスペンスアルゴ』(Warner Bros.配給)

ゴーン・ベイビー・ゴーン』がビデオスルーされてしまったときから既にチェックしていた私としては見落とすわけにはいかなかった作品ですが、世評通り文句のない逸品。鮮血をほとんど描かずともサスペンスは成立する、ということを見事に証明してます。そもそも現実の出来事がインパクト大なのですが、それを落ち着いた、しかし着実な演出で、最後の最後まで緊張感の持続する物語に昇華している。1作目の時点でレベルは高かったベン・アフレックですが、その完成度を更に高め続けている印象です。ここまで良くなるとは思ってませんでした。脱帽。

 で、明けて今日は、朝から用事があるはずだったのですが、昨晩すっかり夜も更けてから出かけたせいか、起きた時点からだるく、まったく身動きする気力なし。パソコンに向き合うのも億劫で、『THE GREY』の感想を仕上げるのが精一杯でした……でももう少し頑張る。

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