レンタルDVD鑑賞日記その453。

 今年の夏はじめにリリースされたシリーズ第20巻。映画研究部の青年たちがリサイクルショップで購入したカセットテープを再生していたところ発生した異常を捉えた“カセットテープ”、劇団の稽古風景を記録した映像に紛れた怪異“下げ屋”、蛍を求めて迷い込んだ山中で遭遇した恐怖“生け贄の霊説”など5篇を収録。

 色々と心許なかったり不自然なところがあるのは相変わらずですが、それでもドキュメンタリー部分での補強があるからいちおうは楽しめる……ドキュメンタリー部分に非現実的な箇所があるのがもったいないんですけど。なんで音声分析の専門家が新興宗教に詳しいのだ。いちおうそこについて説明しなきゃ駄目だろ。そして、映っている人物に不幸が起きている映像なら、たぶんスタッフの手元に届くまでにも色々紆余曲折があるはずで、そこにツッコんでいないのももったいないところ。

 ……まあ、毎回言っている気もしますが、それでも安易に映像を並べているだけのものと比べればよっぽど見応えはあるし好感も持てる。引き続きこれは押さえていきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました