レンタルDVD鑑賞日記その479の追記。

  • 『ネットから削除された禁断動画 Not Found19』(アムモ98)

 感想をアップしたあと、返却する前にもー1回鑑賞していて、気づいたことがあった――というより、初見のとき切れ切れに鑑賞していたせいで見落としていたことに気づいてしまったので、珍しく翌日に追記です。

 問題は、5本目の“拾ったエロ本に”というエピソード。河川敷で拾ったエロ本を楽しむ、という昔ながらのエピソードを再現する動画を撮影していた際に起きた異変を捉えた……という体裁ですが、正直なところ、これはまともに受け取るにはあまりに雑すぎるのです。

 まず、“同じところに戻ってしまった”という展開が描かれてますが、この過程はせめて可能な限りノーカットで見せなければ意味がない。途中でカメラを取って新しいカットになってしまえば、あいだはいくらでも取り除けるのですから。投稿画像として届いたものなら、受け取った方はそこを考察し、追求しなければおかしい。細かくカットしたり、追求が甘ければ、同類と見られても文句は言えませんよ?

 そして、そのうえで更に現地を訪れて、昔隠したはずのエロ本を探しに行く、というのをスタッフ側で改めて再現してみる、くらいでないと、真偽を問うことはおろか、レポートしても中途半端です。変な話ですねえ、じゃなくて、現地の実情と比較して、同じ現象を記録出来れば最善、駄目でも実際はどうなるのか確認してみる、くらいの工夫は必要です。

 このエピソードは、お馴染みの杉本演出補が不在でディレクターのみ、という体裁で進行するのですが……それはつまり、やっぱりこのシリーズはディレクターがポンコツである、ということをどーしても印象づけておきたい、ということなのか。そういう見せ方はけっきょく自分の足を引っ張るだけなのでやめといた方がいい。無自覚にやってるんだとしたら言語道断ですけど。

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