爆笑問題withタイタンシネマライブ60 at TOHOシネマズ日比谷。

 なんか投稿がみんな1日ずつズレ込んでますが、今回もきのうの話です。2ヶ月にいちどのお楽しみ、タイタンシネマライブに出かけてきました。

 秋雨前線の影響でず~っと雨の気配が濃厚ながら、きのうは午後の用事が済んだくらいの時間帯にほぼ雨が上がり、日も射してきた。これならいける、と思い、前日に続いてバイクでお出かけ……しかしこれは正直、失敗でした。雨にこそ降られませんでしたが、やっぱり繁華街の道は混んでいる。駐車場に入ったのが上映開始15分前、バイクを駐め、劇場まで移動し、軽食を買って、とやっているうちに、ひと組目のネタが半分くらい終わってました……やっぱりこの映画館、アクセス悪すぎる。せめて建物に入ってからの移動時間は縮めて欲しかった……。

 タイタンメンバーはシティホテル3号室、ミヤシタガクウエストランド脳みそ夫日本エレキテル連合、まんじゅう大帝国、長井秀和の順で登場。とりあえずいま触れねばならないのはウエストランドでしょう。井口が爆笑問題のラジオで告白した醜聞をウエストランド自らネタにしてました……しかし、自身のネタが強すぎて、全体がボケてしまっているあたり、まだ昇華し切れてない。たぶんこのふたりが、いいとも準レギュラーになってもなおいまいち伸び悩んでいるのは、その辺が弱いんだろうな~。個人的には、相変わらず完成度の高いミヤシタガクがやっぱり良かった。

 ゲストひと組目はダイアン。最近、津田のへっぽこぶりがバラエティ番組でクローズアップされがちでしたが、さすがにネタをやらせると安定してる。ライブならではの、たっぷりと間を使った組み立てが秀逸でした。

 ふた組目は新宿カウボーイ。こちらもいつも通り、かねきよの畳みかける一発ギャグで攻めてきます。間を駆使したダイアンとは対極ながらやはり安定してる。しかし、当人も言ってましたが、ギャグを繰り出して拍手を貰ってしまったらいよいよだと思う。

 3組目はハライチ。ここ数年、私は岩井のネタ作りのセンスをかなり評価してるんですが、今回も見事でした。記念日を祝ってる? という問いかけからシュールに広がる話を、澤部独特の乗り方で転がしていく。今回、私のツボにいちばんハマったのはこのふたりでした。

 4組目はパックンマックン。このふたりは、タイタンライブの観客の懐が深いのをいいことに、英語だけで漫才をやったり、とけっこう冒険を仕掛けるんですが、今回はちょっと抑えめ。でも軽くこなしているように見せてしっかり組み立てていて巧いのです。もっとテレビでもコンビで露出していいと思うんだけど。マックンにもスポットを当ててあげてください。

 5組目はレギュラーのBOOMER&プリンプリン……でもプリンプリンの田中だけいませんでした。どうも大阪でなにかの撮影をしている都合で参加してなかったらしい。しかしネタの組み立てはいつもと一緒なので、ひとり増えようが減ろうが違わない気がする……とは言い条、宮迫&亮の会見をベースにした作りは、私が観たこの面子のネタではかなり上出来の部類でした。前回外した小ネタも受けてたしね。

 通常はこのあとが大トリの爆笑問題ですが、今回はスペシャルゲスト、昨年ちょっとだけ太田と揉めたぜんじろうが登場。売れていた当時も含めて、ろくにネタを見たことはなかったので、どんな感じかと思えば、いわゆるスタンダップコメディ寄りの漫談みたいな芸風でした。生前の立川談志師匠に遭遇した際の出来事をユーモアも交えて語る人情噺、といった体。個人的にはあんまり趣味ではありませんでしたが、あちこちで公演を重ねてきただけあって、芸風は完成されてる。

 そして大トリはいつも通り爆笑問題。今回は世間を騒がせた煽り運転の件や吉本の闇営業問題など、ネタが多いのでどうするんだろう、と思ってたら、しっかり詰めこんでくる。今回、明らかに時間が押していたので、省略はしたのかも知れませんが、それでもたっぷりと笑わせてくれるのがさすがです。

 ネタ終了後の挨拶も、通常は15分くらいしっかり用意されているのですが、今回はたぶん5分くらいしかなかった。お陰で、脳みそ夫の「井口の動画は持ってない」という弁解と、因縁のぜんじろろうとの会話くらいしか出来てませんでした。ライブビューイングじゃ時間は延ばせないもんね。

 鑑賞後はまっすぐ帰宅。前の日に続いて、帰りも雨に降られることなく、無事に家に辿り着きました。脚の状態が悪く、車体を支えるのがおぼつかないがゆえにバイクに乗るのも控えめになってましたが、どうやらこちらもだいぶ慣れてきました。もーちょっとこまめに乗るようにし……たいんだけど、もう秋雨前線が来てるんだよな……。

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