確かに潜水艦映画にはハズレがない。

 まずは昨日の更新後。

 イベント前に映画を観ておくつもりで、既に13日時点でチケットは確保してあります。なので、急がなくてもいいんですが、あえて早めに現地入りして、発売しているはずの本を買いに書店へ足を運んだのですが……出てなかった。お盆で前倒しになっている、と思い込んでたんですけど、前倒しになるような日程ではなかった。空振りをしでかして、やや徒労感に襲われつつ映画館へ。

 つい先日、来年の一時休館が発表された新宿武蔵野館にて鑑賞したのは、『ラストキング・オブ・スコットランド』のケヴィン・マクドナルド監督、『シャーロック・ホームズ』のワトソン役が最近印象的だったジュード・ロウ主演、黒海に沈むナチスの遺産を求めて危険な航海に赴いた男達の壮絶な駆け引きを描いたサスペンスブラック・シー』(Presidio配給)

 作品について大した予備知識もなく、スケジュールとの兼ね合いをまず優先して鑑賞したのですが、見事なサスペンスでした。まあ、実話もきっちりサスペンスに仕立てた監督の手腕に、ジュード・ロウの選球眼でしかも宣伝文句通りにあまりハズレのない潜水艦映画、と来ればもう間違いはない。教訓めいたものはなく、しかし人間の業にもきっちり糸を垂らした作りで、厚みのある仕上がりとなっている。潜水艦ものとしては珍しく、戦争そのものを扱っていないのも着眼です。

 鑑賞後はいつものところで夕食を摂ってから、本題のイベント会場へ。以下、次の項に移します。

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