約2ヶ月ぶりの六本木ヒルズ。

 1週間ぶりの映画鑑賞、向かったのはTOHOシネマズ六本木ヒルズです。TOHOシネマズ日本橋がオープンするのと同時にフリーパスを取得、あちらメインで訪問し続けたうえに、新・午前十時の映画祭での拠点をそちらに移したら、もーまったく訪れる理由がなくなってしまい、シネマート六本木はいちど訪ねたものの、ヒルズのほうには『サイコ』を観に来て以来、およそ2ヶ月ぶりの訪問となりました。

 なんで久々に来たかと言えば、現在いちばん観たい作品が、近隣のTOHOシネマズ系列では、ここでしかかかっていなかったから。2011年最後に重量級の衝撃を与えてくれた傑作『灼熱の魂』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のハリウッド進出作、娘を攫われた父親の暴走を迫力の筆致で描き出すサスペンス・ミステリプリズナーズ』(Pony Canyon×松竹配給)

 アメリカ公開時にはアカデミー賞候補有力とも囁かれていた――わりには撮影賞候補止まりでしたが、しかしそこで高まった期待に存分に応える傑作でした。衝撃的な要素を含めたプロットを緻密な伏線でミステリとして整え、それを高水準のスタッフ&キャストが見事に引き立てている。この監督は今後も要注意、と改めて確信させてくれました。あまりに痺れすぎて、あっという間に感想が書けたので、このあとすぐにアップします。……実は今年は、色々と忙しすぎて、なかなか当日にアップ出来なかったので妙に嬉しい。

 鑑賞後、こちらも久々のうどん屋に立ち寄って、いつも注文するメニューを満喫して帰宅。さて次はいつになることやら……といいつつ、実はTOHOシネマズではここでしかかかっていない作品がもうひとつあるので、余裕があればたぶん2週間以内にはまた来ることになりそう。

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