沙英の妹・智花が、新学年になって初めて、ひだまり荘にやって来た。GWを利用して、憧れの歌舞伎座を訪ねてきたという智花はすっかりおめかししている。新1年生ともすぐに仲良くなった智花は、翌日のお出かけを提案して……
……5月に歌舞伎座がまだ開いてるということは、去年の話なんだなこれ*1……というどーでもいいツッコミがまず思いついてしまった。
サブタイトルを見た時点で気づくべきでした、第3期初めての智花登場です。すなわち今期に入って初めての完全オリジナルエピソード……のはずですが、それゆえに超会話劇。延々ガールズトークが続くという、ある意味アニメらしからず、とてもアニメ版『ひだまりスケッチ』らしい1話です。会話の呼吸も演出のテンポもあんまり良くないので、一見さん向きではないとは思うが。
シリーズをずっと見ていた人間、あるいは作品に愛着のある人からすると、けっこー見応えはあります。会話が長く続く分、人物像が掘り下げられてますし、宮子のカップ、というか湯呑みがさかなへんの漢字で埋め尽くされている、如何にも彼女らしいものだったりするのも愉しい。
動きが少ない分、絵のクオリティは高い……かと思ったらところどころ緩いタッチもあって予断を許しませんが、まあ基本的に可愛いから良し。ただ、智花の目の描き方が前期と微妙に違うことが気になって仕方ありませんでした。
来週はやまぶき高校学食のエピソードの模様。あの話も好きなんだなー、私。
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