先週末に出ていた天気予報では、今週いっぱい、快晴は少ないけれど晴れ傾向。それなら、バイクで豊洲に行って味噌ラーメン食べてくるか、と思い、映画鑑賞は豊洲に決めた。
……まさかこんな、被害が出るほど降ると思ってなかった。
大変なのは西の方で、今のところ東京で大雨の予報はない。しかし水曜から週末にかけて傘マークが並び、今日も数時間だけど雨の予報が出ている。朝に確認した時点では、もろに私が映画を観ている時間帯。観ている時間帯ならいいじゃん、とお思いかも知れませんが、豊洲のバイク駐車場に屋根はない。映画を観てるあいだに土砂降りにでもなれば、びっちょびちょのシートに跨がる羽目になるし、路面が濡れていればスリップの危険も増す。大人しく、電車で移動することにしました。
実は、私にとって豊洲へのルートは、電車よりバイクの方が早い。バイクで出るつもりで行動計画を立てていたせいで、ユナイテッド・シネマ豊洲に着いたのは上映が始まった頃でした。まあ、予告篇もだいたい観られたので許容範囲。
鑑賞したのは『映画 ゆるキャン△』(松竹配給)……２回目です。半券キャンペーンに応募したかった、というのもありますが、このところ時間潰しにテレビシリーズの録画を観返してたら、もう１回映画も愉しみたくなってきたのです。入場特典はもう終了してたけど、まあ良し。
改めて、テレビシリーズの魅力ぜんぶ入り、と言える内容。エピソードを実に細かく反復してファンの心を擽ってくる。これはある意味、よく練られた総集篇なのかも。そして、大人の資金力をプラスした食テロの破壊力が凄い。パンフレットにレシピを載せてるのは、せめてもの良心です。
しかし、原作も併せて考えると、ちょっとマイルドすぎるな、という気はする。映画を機に、原作とテレビアニメ、ぜんぶおさらいしてるんですが、原作にあった毒がテレビアニメでは結構削られてて、それを引き継いだ劇場版も、世界観が善良すぎる……もっとも、作品としての知名度が非常に高くなり、原点である山梨だけでなく、映画で採り上げられた昭島市や名古屋市もクレジットに載るくらい全面協力体制になっているので、マイナス面を印象づける表現はしづらいのでしょう。
鑑賞後は予定通り、同じフロアにあるど・みそで昼食を摂ってから帰宅。普通の傘をぶら下げて出かけたものの、けっきょく道中はいちども降られませんでした。ただ、豊洲を出るときに小雨の気配はありましたし、地元でも路面に濡れた形跡はあったので、たぶん判断としては間違ってなかった……と思う。
ユナイテッド・シネマ豊洲、スクリーン12入口脇に掲示された『映画 ゆるキャン△』ポスター。
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