本日の見出し

 映画『カッコーの巣の上でサウンドトラックより、オープニングの楽曲を。たぶんミュージカル・ソーが演奏している主旋律の、甲高くも柔らかい音色がいきなり印象的です。まだ日の昇りきらない広原を車がゆっくりと走り抜ける背後で鳴っているのが、物語の始まる予感を湛えつつも、とても穏やかで美しいのです。ミュージカル・ソーは決して“お〜ま〜え〜は〜あ〜ほ〜か〜”と奏でるためだけの楽器ではないのです。

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