私にとっての初詣は映画館参りです――というのは毎年言っている気がしますが、今年最初のまともな外出はやはり映画鑑賞目的なのです。箱根駅伝の余韻と一般参賀の人出で微妙にいつもと雰囲気の違う日比谷通りを自転車で通り過ぎ、TOHOシネマズ六本木ヒルズへ。
本年度最初の1本は、午前十時の映画祭《青の50本》作品、朝鮮戦争におけるアメリカ軍野戦病院の退廃ぶりをブラック・ユーモアふんだんに描いた『M★A★S★H マッシュ』(20世紀フォックス配給)。1年ちょっと前にレンタルで鑑賞済、感想もアップしているので、すごーく気楽に鑑賞しました。
決して明確な筋がある話ではないので、2度目は退屈するかも……と思っていたらさにあらず、むしろ状況が解っているから、細かな部分が実に面白い。カタコトなので気づかなかったけど実はほとんどの歌が日本の歌謡曲だったり、2度目だとホットリップスの崩壊ぶりがあまりに哀れだったり……時間をおいて観なおすと、その都度新しい味が出てきそう。そのうちまた鑑賞してみます。
観終わったあとは、いつも通りうどん屋にて昼食。正月料金ということで少し割高になってましたが、いいの。
帰りは、日比谷通りがまだ混雑していそうだと思い、いつもと違う道を通っていきました……が、却って混雑するところにばかり行き当たり、まったく知らないところを選んだら行き止まり、気づけばいつもより3kmぐらい余計に走っていました。まあ、昨日はほとんど寝っぱなしだったし、いい運動にはなった。帰宅したらちょうど両親が遅い昼食にケンタッキーフライドチキンのお年玉バーレルを買ってきたのを目にしてしまって、少しお相伴にあずかり、結果として帳消しになった気はするが。
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