いつもは土曜にアップしておりますが、今週、土曜日は後回しにしづらいネタが2つもあったので、1日遅らせました。鑑賞はちゃんとリアルタイムでした。
五郎さんが相棒のミニに乗って向かったのは、後輩・高野が営む、廃校を利用したキャンプ場。近々実施するイベントのために展示したかった、という像を運び込ぶと、キャンプ場のバーベキューに空腹を刺激された五郎さんは店探しへ。気づけば山中に迷い込んでいた五郎さんだったが、“まぐろや”という看板の店を発見して飛び込む。意外に豊富な海鮮メニューと、先払いシステムに翻弄されつつも、五郎さんは絞り込む。
やっぱりちゃんと出番があったミニ。運んでいたもののせいで見られたでしょ、と後輩にからかわれても、五郎さんは動じません。すっかりそういう役回りである。
海が近いので海鮮を、と適当に走っていたら林道に入り込み、不安になったところで巡り逢う、というのは今期初めての、そしてこのシリーズだからこその遭遇パターン。こういうのがひとつは欲しい、と思ったところに差し出してくるのが、よく解ってます。
こういうお店では珍しい先払い方式に戸惑う五郎さんですが、どうもよほど限られた人員で切り盛りしているようなので、致し方ないのかも知れません。ただ、ちゃんと待ってくれます。当然です。フリで入って、この品数は迷うに決まっている。
常連と思しき人々が迷いなく注文していくのを横目に五郎さんが選んだのは、少なくともこのときの他の客は誰も注文していない1品。しかし実に五郎さんらしいし、本当に美味しそう。
そして、先払いであっても、1品で終わるはずがないのも五郎さんらしい。しかも、他の客の行動から、とあるサービスに気づいて、注文を追加してしまう。店の人はもーちょっと驚いてもいい気がするけど、案外、こういう方はたまにいるのかも知れません。ちゃんとシナリオの中に、お店の雰囲気が巧く盛り込まれているらしいのも、このシリーズの魅力です。
実際、過去に採り上げられたお店には様々な事情で閉店を選択したところも少なくありませんが、お店自体がなくなったとしても、その空気は本篇に刻まれ、再放送や配信で繰り返しファンが愛で残り続ける。ロケのハードルは極めて高い作品、というのが私の認識ですが、それでもこのシリーズを続けていくことには意義があると思うのです。
本篇あとの《ふらっとQUSUMI》ではいつも通り、さっそく泡の出るジュースを煽る原作者・久住さん。なにせ、車でないと辿り着けない立地なので、自分で運転しない、と確定している人しか飲酒は出来ません。そりゃあ美味かろうよ! それでもちゃんとお酒を注文した人のためにお通しはあるし、つまみとしてメニューを頼むのもよさそうなお店です。
なお、本篇最後で五郎さんが利用していたサービスは基本“自己責任”だそうです。そりゃそうだ。
たぶんあと2回くらいで今期も終わり。次回はまた東京に戻り、葛飾区高砂だそうです。本当に、今回のシリーズは関東を出ずに終わるかも知れない。


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