今週は通院などのお出かけが多く、映画鑑賞はしてませんでした。観なきゃ観たい作品が溜まっていく、というわけで、私のローテーションとはズレますが、金曜に映画館へ足を運びました。
劇場はTOHOシネマズ上野。ここに行くときは、往路ぐらいは徒歩にしようかと思ってます。大雨や大風でもない限り、距離的にもルート的にも快い。映画鑑賞の日は運動を挟みにくいので、その意味でもちょうどいい。
鑑賞したのは、『宇宙よりも遠い場所』のスタッフによるオリジナル劇場用アニメ、田舎町の3人組が成り行きから繰り広げる小さくて大きな冒険を描く『グッバイ、ドン・グリーズ!』KADOKAWA配給)。
すごく大雑把にまとめると、現代日本版のお行儀のいい『スタンド・バイ・ミー』。しかし適度なユーモアと共感しやすい悩み苦しみ、そして巧みな伏線が噛み合って、グッと来るクライマックスに昇華される。大いに偶然が作用していますし、劇中では充分に説明のつかない部分もあるんですが、その粗さもまた却って世界観に合って愛おしい。
作画が丁寧なのは勿論、風景の美しさも逸品。日本人にとっては親しみのある光景が雄大に描かれ、実際にはそれほど広い範囲を動いていないのに大冒険に感じられる。それが観客に、主人公たちの経験を共有したような気分を味わわせてくれる。
期待してた以上にいい映画でした。平日の朝いちばんだからか、マニアっぽいひとばかり来てた印象ですが、主人公たちと同年代に観られていい作品だと思う。ヒットするといいなあ。
映画の終了は11時20分、電車を使えば昼食の頃には家に着く。そのつもりで母にも伝えてあったので、予定通り帰りは電車を使いました。行きだけでフィットネスアプリのエクササイズゴールには到達してるし。
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[…] 原作:Goodbye, DonGlees Project / 監督&脚本:いしづかあつこ / 企画:菊池剛、田代早苗 / […]