本日は待ちに待った映画の封切りです。これはどーあっても初日に押さえたかったので、朝からお出かけ。行き先はTOHOシネマズ上野なので、徒歩……はさすがにやめました。所要時間は短め、とはいえ、ここ数日の陽気は殺人的すぎる。帰りはちょこっとだけ歩く予定なので、行きは電車を使って体力温存……それでもだいぶ汗を掻きました。
鑑賞したのは、キャンプブームを牽引したあfろのコミックを元にしたアニメシリーズの劇場版、大人になった元野クルメンバーとリン、恵那が再度集まり、自分たちの理想のキャンプ場を作ろうと奔走する『映画 ゆるキャン△』(松竹配給)。
テレビ第2期とともに製作が発表されたときは、てっきり伊豆ツアー編をやるものだとばかり思ってましたが、完全オリジナルストーリー。ちょっと不安に思ってましたが、何の問題もありませんでした。
全員が成人して社会に出たあと、という設定になってますが、キャラクター性や空気感は完璧に原作やテレビシリーズのまんま。社会人であればこその生活圏の広がりや行動力の向上を活かしながら、まさに彼女たちらしい物語が展開していく。
オリジナルの魅力である観光の面白さに凶悪な飯テロも盛り込んだかと思えば、原作や既出のエピソードを知っていると胸の熱くなるポイントが無数にちりばめられてる。彼女たちの見てきたもの、体験したことが大人になって反復している、その地続きの雰囲気が素晴らしい。
キャンプ場を建設する、という展開のうえでは決して特異なことをしてない。わりと先の察しはつきやすいので意外性はありません、が、そもそもこの作品に求めているのは意外性ではなく、キャンプを伸び伸びと楽しみ、ときどきトラブルにぶつかりながらも、周りの人々の助けや試行錯誤でまったりと乗り越えていく心地好さです。大人だからこそのこの感覚を的確に蘇らせたキャンプ場作り、という発想は実に絶妙。
テレビシリーズもその心地好さゆえに、ハマると繰り返し眺めてしまうんですが、これも同様にリピートしてしまいそう。もう1回くらい劇場で観てもいい。
鑑賞後は、予め母にも言ってあったので、丸亀製麺で母の分もテイクアウトを購入して帰宅……このところモバイルオーダーで何度も注文してたせいか、並んで注文したことに驚かれるくらいにお店の方に認知されていた。
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