割と拍子抜け。

 午前中、昨日起きたトラブルを解決してもらうため、クリニックから技師のかたに来ていただいた。
 なんかあっちこっち直すことになったりしたら嫌だな、時間がかかるため一時的に施設に通うのは面倒だな、と先回りして気に病んでいたら、実にあっさりと解決してしまった。
 昨日は詳しく書きませんでしたが、警報を発していたのは漏水警報器。透析装置には純水が必要、かつ細かに排水が実施されるので、そのための浄水装置を経由している。上下水道からこの浄水装置までのあいだに水漏れが起きたとき、検知するための警報装置がルートの途中に設置されていて、昨日はこれが鳴り響いた。そののち、浄水装置もエラーを発したため、予定より20分ほど早く切り上げたわけです。
 どう見ても漏水した様子はないのに、いくらアラームを止めてもふたたび鳴り出す、というのを繰り返したため、電話で受けた助言に従い、応急処置として警報器の電源を引っこ抜き、浄水装置は機能を停止した状態のまま放っていたので、技師さんはまず漏水警報器の電源を入れ直し、ふたたびアラーム停止のボタンを押した――これで、あっさり元に戻ってしまった。警報のあと、浄水装置から、普段は聞こえてこない、うがいをするような水音が響いていたのですが、透析装置を再起動、昨晩中断した機器内部の清掃をふたたび実施すると、しばらくのあいだ、うがいのような音が鳴っていたものの、間もなく沈静化、順調に稼働を続けている。
 結局のところ、水道から漏水警報器まで続いているセンサーのどこかに結露が生じたか、何らかの理由で水が着いており、それで反応したらしい。ひと晩置いて、水分が消えたので、警報が止まった。警報器は漏水を検知すると、給水自体を止めてしまうので、当然のように浄水装置も止まった。
 ……わざわざ技師のかたに来ていただいたのが申し訳ないくらい、呆気なく解決。もっとも、設置当初から、患者側は浄水装置には触れる必要なし、と言われていて、自宅にはマニュアルすらない。何なら技師も、よりトラブルが込み入ってきた場合には、業者に頼むしかないそうです。
 結露などにより漏水警報器が反応することは時々起きるそうで、その場合はセンサーに付着した水分を拭き取れば解消する可能性が高い、とのこと。それさえ解っていれば、たぶんまたしばらくは平和と思われます……ほ、っと一安心。

 安心したので、そのあとは作業に費やし、早々に映画感想の仕上げを済ませてアップ、それから別作業を黙々と進める。ひと眠りしたあとは、免許証の更新に備え、懸案だった眼鏡の新調をしてきました。引き取りは来週。
 普段とは違うスケジュールで動いていたせいで、『リングフィットアドベンチャー』をやる余裕はなかった……あとで考えれば、多少の隙間はあったんですが、この数日、いつもと違う事態に終始ペースを乱されて、冷静に作業をする時間を優先してしまったからでしょう。

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