一人で墓参り。

 本日の用事は、父と兄の墓参りでした。
 行きつけの蕎麦屋までのルートを確立して以来、ふたりの月命日を考慮して月末近くの週終わりに母の運転する車で墓参りに行くのが恒例になっていました。
 が、昨年末ぐらいからは、母の不調もあって、少々間遠になっている。先月あたりから、母も運転だけは再開しているものの、お墓があるのは諸般事情から隣の県で、混雑によってはけっこう時間がかかる。体力が保つか、という不安があって、2月はお参りしておらず、今月は今月で、お墓参りの人が増えて混雑が予想されることもあって、母は乗り気ではなかった。
 しかし、私ひとりなら問題はない。父を埋葬し、別のお墓に入っていた兄もそちらに移して少し経った頃、いちど母とは別にバイクで出かけたとき、曲がるところを間違えて彷徨ったことがトラウマで、長らく単独での墓参はしていませんでしたが、母に同乗する形でず~っと同じ道を通ってますから、いい加減頭に入っている……はず。そのことを確認することも含め、ひとりで墓参りに行くことにしたのです。
 それが、先月24日のことでした。
 もんのの見事に自分がかなり酷い体調不良に陥り断念して約3週間。そろそろ月末も近いし、天候にも恵まれた。世間的にお墓参りが増える時期で、まだ母は渋っており、それなら今度こそひとりで行ってきましょう、と決断したわけです。
 母と一緒に出かけるときよりも30分ほど早めに自宅を出発。途中、うっかりスピードを出しすぎてしまう区間も多いので、意識的にスピードを控え安全運転を意識して走る。途中、幹線道路と交わるあたりや、霊園近くの通りが案の定の渋滞で、スムーズに行くときより40分は時間がかかりましたが、どうにか無事にお墓に到着。
 さすがにバイクで仏花を抱えていくわけにはいかないので、持参しているのはお線香とターボライターだけ。ざっとお墓を洗い流し、既に枯れているお花を片付けると、お線香を供えて手を合わせ、お参り終了。
 それにしても、霊園付近は想像以上に人が多い。そもそも、近くの石材店の駐車場に《満車》の札が出ていた。お墓のある区画の近くに乗用車3台ほどが余裕を持って駐められるスペースがあり、到着したときには1台も入っていなかったそこの端っこにバイクを駐めておいたら、お参りが済む頃には満杯になっていた。霊園内の途中の道にも随所に車が駐まっていて、やはりひとりで出かけてきて正解だった、と痛感する。
 帰りは行きのルートを遡り、途中で幹線道路に入って行きつけの蕎麦屋を目指す。面白いことに、幹線道路自体は通行量こそ多くてもずっとスムーズに流れていたのに、そこまでの道程で渋滞が多かった。蕎麦屋は昨年に娘さんを亡くして以来、用意した分を提供したらその日は閉店、というスタンスにしているので、霊園を出る前に予めお店に電話をして、到着までの時間を少し長めに伝えておいたのですが、長めどころかギリギリにどうにか辿り着いたのでした。幹線道路まで混んでたら危なかった。
 先週はなぜかとろろの用意がなくて注文できなかったとろろそばを注文、湯桶のそば湯まですっかり平らげるほどに満喫すると、家路に就く。行きつけの蕎麦屋から自宅までは、霊園までの道程の1/5くらいしかかかりません。
 というわけで、先月末からの心残りをようやく払拭できました――が、非常に疲れました。高速道路で、アクセル開けっぱなしも疲れますが、随所で渋滞に捕まりクラッチを握っては放し、を延々繰り返すのも体力を消耗します。駐まったのはお墓と、トイレを借りに霊園事務所にお邪魔したときと、蕎麦屋に立ち寄ったときだけ。だから数時間、ほとんど休憩無くバイクを走らせていたのわけです。そりゃあ疲れる。
 家に着くと泥のように眠りに就き、2時間ほど寝ても疲れは抜けきらず。あとは作業に集中するつもりだったものの、果たしてどこまで気力が保つか。

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