昨晩、『この動画は再生できません２』最終話が放送、併せてAmazon Prime Videoでの配信が始まりました。
……おお、そう来たか、という感じ。
案の定、仕掛けは第２シーズン第１話から繋がっている……が、それどころではなかった。展開としては、このシリーズでも異例、なおかつ壮絶なものですが、伏線として解り易いか、と聞かれるとやや疑問。そもそもこの最終話で提示した謎の肝心なところはぼかしたまんまだったしね。
ただ、もう大前提として受け入れていた要素がここへ来てまるで違う様相を見せる、という構造は、このシリーズの真骨頂とも言えるもので、それを前シーズンよりも長いスパンで提示する工夫は天晴です。なおかつ、終盤のあの台詞の使い方も実に洒落ている。
しかも最後に提示されるのは“TO BE CONTINUED”、というわけで、予定じたいは確定でない可能性はあるかも知れませんが、少なくともスタッフは続ける気満々のようですし、この見せ方だと、ある程度の構想も固まっていそう
――なんてことを、鑑賞後の興奮そのまんまにすぐさま書き始めてから、「もしかして」と思い、Twitter（現・X）公式アカウントを確認したら、『劇場版 この動画は再生できません(仮)』2024年公開予定だってさ。うわーい。かが屋映画初主演だー。
テレビシリーズ、しかも地方ローカルゆえのライトな感覚にこそ合っていた気がしなくもないですが、第２シーズンでここまで凝ったことをやってくれたので、期待しておきたい。もちろんちゃんと映画館で観ます。
……あ、そういえば、この第２シーズン第２話には、本筋とは別の見所があります。
それは、例のプールが撮影に使われている、という点。
例のプールってなんじゃ、という方は、こちらをご覧ください。序盤のリンクだけ参照して、それ以上は掘り下げないように。
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