レンタルDVD鑑賞日記その695。

 今年5月リリースの『封印映像46 くりかえ死』を鑑賞。配信のため山中への心霊スポット潜入を企画した友人が呼び出したのは、シリーズにとって因縁のある人物だった“佐々木(仮名)”、廃墟のロケ中に起きた惨劇の記録“四角い跡”、山の清掃ボランティアで拾ったものがきっかけとなる怪異“ヨリシロ”、飲み会のネタにするつもりで近所の心霊スポットを訪ねた男性ふたりが本物の恐怖に遭遇する表題作の全4篇を収録。
 今回は結果としてぜんぶ「入っちゃいけないところに入りました」報告。2本目、3本目はともかく、1本目と4本目は自業自得と言えます。
 ただ、大まかに括ることは出来ても、現象自体はそれぞれ異なっているあたりはまだ解っている感がある。“佐々木(仮名)”は割とありがちな心霊スポット突撃の話、と見せかけて、シリーズを長くやっていればこそ成立する展開が待ってますし、“四角い跡”は怪談をカメラで追っているかのような趣がいい。
 ……まあ、全般に合成っぽさが強いので、そもそも嘘臭さが濃厚なのをもうちょっとなんとかして欲しい、というのはあるんですが。

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