買い物もなく、読了報告の見込みもない一日。

 しまった、『かりん 増血記(5)』の感想は今日送りにしても良かったやん、と思っても後の祭り。例によって六本木で映画を観てくるつもりでいた本日ですが、シネマイレージ・デイに拘る必要が全くなくなったのだから、曜日はいつでもいいのだと気づき、先送り。

 代わりに溜まっていた切り抜きをスクラップブックに貼る作業を片付けてみる。切り抜きと言っても、宮部みゆきの新聞連載『名もなき毒』を、あとから纏めて読むために第一回から残してあるもの。かつて内田康夫『化生の海』で同じ事をしたときは読むより前に単行本が出てしまうという情けない状況に陥ってしまったことを反省して、今回は第一回からちゃんとリアルタイムで、掲載されたその日の朝に読んでいるので果たして単行本化までに再読するのかは不明なのですが、とりあえず母は纏めて読む気があるようなので、整理だけはしておこうと。

 それにしてもこの話、先月頭から始まってもう50回近くなるわけですが……あんまし話が進んでないなあ。『誰か』と同じ主人公の話らしい(『誰か』が未読なので事情はよく解ってません……あ、あれを読んでおいたほうがいいのか?)のですが、主人公が極めてはた迷惑なアルバイトの女性を解雇したものの先方が“告訴”を匂わせるなど厄介な事態になってきたので、彼女の経歴から再調査を行いはじめ……といったところまで。プロローグ部分の毒殺事件はどー絡んでくるのか、主人公の家庭のホルムアルデヒド問題はどーなったのか。このペースではいったい何ヶ月かかるんだ?

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