長い長いさんぽ・前編

 本日届きました『コミックビーム6月号』に掲載されてます、須藤真澄氏が愛猫・ゆずとの別れを綴った特別編の前編を読む。

 ……うあー、効くなあ。猫飼いとしてはいま飼っている娘が初めての私ですが、それ以前に飼い犬との別れを二度ほど経験しており、それといまのーのーと寝ている猫のことを重ね合わせてしまって非常に痛い。しかもこの作者、亡くなるその日までバリ島に行っていたために死に目に逢えなかったとかで、心中察するにあまりある。なんでバリ島に、というのは本編を御覧頂くとして、今回のもうひとつの読みどころは、私の記憶している限り須藤氏の漫画に初めて夫君が登場していること。この方の視点からゆずの最期が語られていることで、状況が客観的に、かつ痛みを和らげられているように思います。

 いずれにしても須藤真澄ファンは今号と次号のビームは買っておけ、と訴えておきましょう。付録のギャラリーカードも昔のゆずイラストと今号のカラーページをあしらったものを封入していて尚更お買い得。

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