『地獄少女』第三話 汚れたマウンド

 ものが地獄なだけに仏の顔も三度まで、とりあえず録画して鑑賞したぞ第三話。

 三話目にしてやや作画のクオリティも下降してきました。従って脚本が駄目なら本当に取り柄が激減するのですが……本当に駄目だ。やっていることも起きていることも無茶すぎる。相変わらず地獄少女の一派が総勢四人いることの意味がよく解らないし、だいたいあいの仕事に対する嫌悪感みたいな描写はいったい何に対して伏線を張っているのでしょうか。

 そもそもこの話の何が引っかかっているのかというと、私に言わせれば“死ぬ”なんてのは最後の恩寵で、基本的にその先に幾ら苦しみがあってもあまり報復になっているとは思わない。こういう男の場合、罪を白日の下に暴いたうえで野球を出来ない状態で生き長らえさせたほうがよっぽど効くでしょうに。

 ただ、前二話ほど報復に至る過程と事後処理については不満を覚えなかったことだけはとりあえず認めたい。さすがにあそこまで追い込まれたら何らかのアクションを起こしたくなるのも道理ですし、事後処理についても閻魔あいたちの超自然的な力の作用を意識させず、現実の流れに沿う形で行われていたように繕っていたので。この様式に必要なのは、復讐を願う動機の重みと派手な報復、そして悲しい余韻を湛えつつも自然で納得のいく結末、でしょう。とりあえず今回でやっと“序”と“急”の部分が及第点に近づいたので、あとは“破”の部分さえ納得できる仕上がりになってくれれば――って、題名からしてそこが一番重要でなければならないのですが。

 のっけに書いた通り仏の顔も三度まで――が、とりあえず今回は予想していたほど不満を覚えず、顔が一回分余ったようなので、あと二回は観ようかと思ってます。

 ちなみに、きのう見た『まんが日本昔ばなし』ほどではありませんが、これも何かの影響によりごく一部だけ映像がおかしくなってました。話に影響さえしない範囲だったのでいいんですが――っていうより、なんか大して痛痒も感じてなかったり。

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