『おろしたてミュージカル 練馬大根ブラザーズ』第7話 俺ので奏でて!訴えて!

 毎日大根畑で歌いまくっていたブラザーズ、とうとうご近所さんに訴えられました。で、ちかごろテレビに露出の激しい角浜弁護士に依頼する運びとなったが、ヒデキは何故か従姉妹のマコと結婚できないかという相談をはじめてしまう。角浜弁護士は、法律を変えてしまえば大丈夫、と言ってヒデキから着手料をもぎ取るが……

 ……ちなみに婚姻は四親等から可能で、従姉妹はセーフです。ちゃんとイチローが突っこんでたが。遺伝医学的には従姉妹でもリスクは高まるようですが、感情と秤にかけた場合は別問題。てなことを確認するために検索かけてたらちとネタになりそうな情報を拾いましたがそんなのはどーでもいいとして。

 相変わらずやりたい放題です。からくり刑事はラーメン啜るためだけにワンコーラス歌いきるし、アイテム貸出のおやっさんはお願いの歌を二回歌わせようとするし。悪徳弁護士はいったいどうやって依頼人を騙しているのか解らないし過去の厭な思い出は大半自業自得だし。襲撃からのくだりなんてもうアニメのお約束を利用するという段階を超越してるし。

 今回は意地でも「従兄弟同士は結婚できない」ネタを引っ張り続けたために、折角のゲストがいまいち目立てなかった嫌いがありますが、相変わらずなんの脈絡もない話運びの中毒性が素晴らしい。

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