『闘牌伝説アカギ』第26話 狂気と闇と…

 前回の一局が事実上、大勢を決した。それまでの一方的に狩る側から対等に追いやられ、赤木の悪魔じみた才能に蝕まれ恐怖に囚われた鷲巣は転げ落ちるように負けを重ね、そのまま第三回戦、第四回戦と立て続けに大敗を喫する。勝負の続行・中断を決定する権限は鷲巣側にある。もはや続行はあり得ないかに思われたが……

 やはり勝負そのものは終わりませんでした、が作品としては悪くない締め括りでした。最後の最後まで超越した思考により周囲を翻弄してきた赤木に、ようやく本来の帝王ぶりを取り戻して再び対峙する鷲巣。傑物同士の戦いがようやく本格化することを仄めかしたところで幕を引くというのは、約束された破滅を描くよりももしかしたら綺麗かも知れず。

 途中からではありましたが最後まで楽しませていただきました。……嗚呼、来週からちょっと退屈かも。このあとの『エンジェル・ハート』は続きますが、こっちは話の出来はともかく作画がなー……

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