5月の1本目。

 GW中は出かけない……とは言ったものの、映画サービスデーでもある本日は、何本か観たい作品が封切られている。追々拾うつもりでも、初日に1本ぐらい観ておかないと取り漏らしが増えてしまいそう、というわけで、夕方からお出かけ。サービスデーゆえ、いつも利用している割引を使わなくても1000円になってますから、予めネットで注文して西新井に向かいました。

 鑑賞したのは、ジャッキー・チェン主演最新作、日本を舞台に、図らずも在日外国人の有力者となってしまった男が裏社会の闘争に巻き込まれていく様をシリアスに描いた新宿インシデント』(Showgate・配給)

 誰も見たことのないジャッキー・チェンがここにいる、といった惹句で売っていますが、本当にこれは従来のジャッキー映画のイメージで観たらショックを受けます。見場に気遣ったアクションもなく、痛快なカタルシスもない。でもそのぶん、裏社会の描写に真実味があり、ドラマとして充分な重量感を備えている。いつものジャッキー映画を求めている人には向きませんが、味わいのあるドラマを求めているなら一見の価値ありだと思います。

 最近はとりあえずハシゴ用のスケジュールが組めたらメモしておく、という習慣がついていて、今日のこれも続けてもう1本、うまいタイミングで鑑賞できるのが解っていましたが、諸々考慮して、1本だけで帰宅。実のところいちばん大きかったのは、江口洋介版『木枯し紋次郎』の放映に間に合うよう帰りたかった、というのなんですが、タイミングの悪いことに大勢の来客があり、かまびすしいところで食事を取らねばならず、ゆっくり観られなかったのでした。録画はしてあるので、それこそGW中に鑑賞します。

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