巡り巡って、基本に戻る。

 諸々の事情で現在、ネットの月額レンタルを停止しております。いちばん大きいのは、手許に未鑑賞のDVDがあるから、それを消化してから、と思いリストを調べたところ、思いの外たくさんあったので、これで安易に月額レンタル再開したらまた寝かせっぱなしになる、と気づいたことだったりします。

 ただ、それでも新譜で、借りて観るのはいいけどわざわざ買いたくない、というものがあると、レンタルは利用したい。しかし月に何本あるか解らないのに月額レンタルを再開するのもどーか……と考えると、結局普通に店舗で借りた方が早い、という話になる。

 ここで悩んでしまうのは、私の自宅の近くにはレンタルビデオ屋が見当たらない、ということ。少し歩いたところに一軒あったのですが、ビデオ中心でしたし、気づけば潰れていた。わりとあちこちにある気がするTSUTAYAでさえも、けっこう歩いたところにしか存在しない。以前の職場と自宅のあいだに一軒ありましたが、あちらへは通わなくなったこともあって、折角作ったカードも期限が切れてしまっているほど。

 まあ、ないものは仕方ないよな、と諦めていたのですが――先日、まったく予想していない場所にTSUTAYAがあるのに気づいた。自宅からひと駅、歩いても大した距離ではない。折しも月明けに、夏場になると立て続けに新作をリリースするクセがあるらしい『ほんとにあった!呪いのビデオ』の新譜が出る、という情報を掴んでおり、もし使い勝手が良さそうなら、下手に月額レンタルを再開するよりはこっちを利用するべきかも、と考えて、夕方になってから、用足しがてら訪問してみました。

 気になっていたのは間口の狭さだったのですが、入ってみるとこれが案外、広い。ずっと奥まで続いており、しかもセル商品は入口付近にゲームと、レンタルの中古を扱っているだけで、あとは見事にレンタルのみ。品揃えもけっこう良く、お目当ての『〜呪いのビデオ』はシリーズをかなりたくさん置いている。帰宅後、ネットで在庫を調べてみると、私が現在執心しているジョニー・トー監督の少し古めの作品もあって、調べながら思わず手に力が入ってしまったほど。

 といったわけで、最初に月額レンタルを利用し始めてから1年以上経過し、今更ながら基本に戻ることになりました。いや、考えてみれば、「いつ返してもOK」というのも便利ではありますが、今日は時間があるから何か借りてこよう、と押さえてきたものをその日のうちに消化するのがいちばん効率がいいのは確か。少し古めのものを、キャンペーン中に借りるように心懸ければ、月額レンタルよりも安く済ませることも可能。ついでに、油断するとまったく家を出ない日もある私ですが、返さないと延滞金がかかる、となればイヤでも出かける、つまり少しは運動になる。考えようによってはいいことずくめだ!

 ……何にせよ、レンタルDVD鑑賞日記はぽつぽつと再開します。今日はとりあえず改めて入会手続を行っただけなので、来週以降に。問題の『〜呪いのビデオ』最新作はちょうど1週間後にリリース予定ですが、果たして初日に借りられるかどうか。

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