レンタルDVD鑑賞日記その226。

 ラストスパートの第4作。製作された年代からすると近未来ものにあたります。

 第3作でコーネリアスが語った未来の再現、という趣旨は解るんですが、どうも世界に広がりがない。確かにここから物語が広がっていくのだろう、ということは察せられますが、映像的にもその波及性を感じさせて欲しい。全般にどこかしら詰めの甘さのあるシリーズらしく、終盤の暴動にどーにも説得力がなかったりするのですが、他がしっかりしていればさほど欠点には感じられなかったはず。近年の『SAW』さながらに、1年間隔で新作をリリースしていたようですが、その性急さが徒となったのかも。

 何にしてもあと1本、どうにか今週末のプリクエル公開までには予習が済みそうです――ここまで来るとティム・バートン監督のリメイク版も再鑑賞したくなりますが、完全に別物というのが解ったので、プリクエルのあとでもいいか。

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