わりと無茶なスケジュール。

 本日は、今年最初の某イベントが開催される日です。最近は、バイクを使っていないこともあって、これに出かける日の映画鑑賞は夜、会場付近でついでに鑑賞するのみにしていましたが、今日はどーしても早く観たい作品が封切られており、それは会場付近ではうまく押さえるのが難しそうだったので、あとが大変になると承知しつつ、朝から自転車にて西新井へ赴いて観ることにしました。

 昨晩、若干ながら雪が降り、僅かに積もったものが今朝方の冷え込みでいい具合に凍り、油断するとなかなか危ない路面状況に終始ヒヤヒヤし通し。途中の橋の下りで、やけに交通量が少ないなー、などと思っていたら、ワゴン車が横転して分離帯に倒れこんでました。危ないってば本当に。

 そんな想いまでして観てきたのは、『めぐりあう時間たち』のスティーヴン・ダルドリー監督が、911で父親を失った少年のある“旅”を描いたドラマものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(Warner Bros.配給)

 ダルドリー監督作品はアタリが多いのと、個人的に911を題材にした映画に関心が強いので、非常に期待していた1本です。期待通りの良品でした。911という悲劇を、直接的ではないが決して人ごとではない場所で経験したひとびとの苦しみ、哀しみを、少年の視点で展開するアイディアは絶妙です。組み込まれたパーツの共鳴の仕方、リアルな解決まで、ビリビリ来る傑作。観てもみんなが納得する、という内容ではないでしょうが、私は推します。これはいい。

 あとの時間や体力のことも考慮して、行きつけの蕎麦屋までは赴かず、映画館の入っているアリオ西新井のフードコートで昼食を摂って、それからいったん帰宅。この記事をざっと書き上げたあと、ふたたび外出します。さすがに詳しい感想を書く時間はないぞ!

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