(たぶん)今年最後の新・午前十時の映画祭。

 予定では、劇場に赴いての映画鑑賞は年内あと2回。生憎の陽気なので、出来れば外出は避けたかったんですが、ものは新・午前十時の映画祭の作品、明日はプログラムが変わってしまうので、行かないわけにはいかない。家を出たときはまだ湿っぽい曇り空、という程度でしたが、帰りの時間には降ってくる可能性が大きいので、電車にて移動。

 これもたぶん今年最後の訪問となるTOHOシネマズ六本木ヒルズにて鑑賞したのは、ジョン・スタージェス監督、スティーヴ・マックイーンら大物キャスト勢揃いで、実際にあった大規模な捕虜収容所脱走計画を映画化した伝説の作品大脱走』(日本ユナイテッド・アーティスツ配給)。2年振り2回目の鑑賞です。

 前回の『タワーリング・インフェルノ』に比べるとまだまだ色褪せない傑作、ですがそれでも、現代の映画と比較しようとすると、もう少し波乱があってもいいんじゃ、という気がします。凡庸な戦争映画と異なるドイツ軍の表現や、脱走計画の緻密さ、膨らみのあるドラマ構成は見事なんですが、私には2度目にそれほど発見はなかった。もうちょっと時間を置いてから再鑑賞してみよう――実はDVDは持ってるし。

 鑑賞後は毎度のうどん屋にて昼食。年末だからなのか、平日の昼としてはけっこう混んでましたが、次はまた再来週くらいになりそうなので、大人しく待ちました。そして帰り道、予想通りに雨が降り出したことに、いい気分になったりして。

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