先行上映もフリーパスで。

 フリーパスの残り期間は1週間、この週末にも観たい映画が多数封切られるので、1本でも消化しておかねばなりません。当然のように本日もお出かけです。

 本日は14時半、という私としては変則的な時間に家を出発。映画を観るのはTOHOシネマズ日本橋なんですが、本日は別件があるので早めに出かけたのです。TOHOシネマズ日本橋は名前に日本橋とつきながら最寄り駅が三越前で、銀座線に乗っていくと日本橋はひと駅離れてるんですが、先に立ち寄りたいのはまさにその日本橋駅の近く。なので早めに現地入りしたかった――んですが、あと10分は早く出るべきでした。そうでなくても雨で足許が悪いのに、ふだん利用しない駅と道を経由しましたから、用事を済ませて映画館に到着したときには、ほぼ上映開始ぴったりの時刻でした。まあ、この所要をクリアしないと落ち着いていられなかったので、最悪の場合、映画は予告篇くらいは観逃す覚悟でいましたけど。……予告篇ですらひととおり観ないと落ち着かない私。

 そんなこんなで鑑賞したのは、クリストファー・ノーラン監督作品で撮影監督を務めてきたウォーリー・フィスター初監督、ジョニー・デップを主演に招き、人類を“超越”しようとする科学者を巡る葛藤を描いたSFサスペンストランセンデンス(字幕・TCX・ATMOS)』(Pony Canyon×松竹配給)。正式公開は28日ですが、先行で上映が行われました。

 発想自体はシンプル、しかしその掘り下げ方が素晴らしい作品。観終わった時点では、ちょっとやりすぎの部分があるんじゃ、と首を傾げたんですが、よくよく考えるとそこにもちゃんと解釈のしようがある。表面的にはとても解りやすいドラマを組み立てている一方で、逆説的な事実を仕込んでいたりして、観終わったあとで考え出すと止まらない。『インセプション』にも近い手触りですが、異なった親しみやすさと深みのある、いい作品でした。

 可能ならハシゴもするつもりで、スケジュールは調べてあったのですが、明日はまた深夜のお楽しみが控えているので、1本だけで大人しく帰宅。……というか、昼寝を変な時間に取っただけなので、いま眠くて眠くて仕方ない。感想すら書いてる余裕ないな……。

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