レンタルDVD鑑賞日記その461。

 以前いっかい切ったんですけど、ビデオパスにてなにかてきとーな怪奇ドキュメンタリーを借りてみたくなって、久々に手をつけました。切ってから1年半くらい経つので、少しは成長してもいいかなー、と思ったのです。

 ……1年半くらいじゃ変わらんなー、というのが率直な感想でした。何度も書いてますが、私ゃ映像がフェイクでも構わないのです。ただ、せめてリアルに感じられる見せ方、作り方はしてくれよ、と。

 特にその拙さが露呈するのが、撮影者が異変に気づいた場合の映像。だいたい発見したところで映像が終わってしまっている。ナレーションであとの話を補っているものの、映像にはたぶんその後の反応が含まれていた方が自然だ、と思えるものが多い。だいたい、あそこで切ってしまったら、そこにあるものがどうなったのか窺い知れないので、「ニセモノだろ」という疑いをまったく拭えなくなる――たとえそうだろう、と察していても、余計にその印象を強めてしまう。

 あと、やたらと手だけが現れるネタが多いのも問題。これだけ巻数を重ねるほどネタがあるんだったら、もうちょっと中身を厳選出来るでしょう。

 本物を装う努力も、ニセモノだと捉えられようと突き抜けるくらいの面白さもなく、ただただ出来が悪い。どうしてこんなに巻数が伸びちゃったんだろう……私みたいなバカが借りるからだなきっと。

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