レンタルDVD鑑賞日記その473。

 このところビデオパスで借りることの多かったこのシリーズを久しぶりに月額レンタルで借りてみました。男性を悩ませる奇妙な物音を記録しようとした映像が捉えた恐怖“アパートの怪”、山中の展望台でカップルが遭遇した怪事件“展望台”など8篇を収録。

 映像自体は、怪奇現象と呼ぶにはもうちょっと検証が必要なのでは? というのも多いんですが、全般に展開自体が面白いのでけっこう楽しめる。

 特に興味深いのは“展望台”です。話だけでもけっこう不気味なのに、それが映像として記録されているのはかなり特殊なパターン。そして、具体的な異変は認められなくとも、取材の過程に“何かあったな”と感じさせるあたりが味わいがある。

 個人的にはこの“展望台”がベストで、これをトリに持ってきたほうがいいように思えました――巻末に収録されている“DVD”も、取材で炙り出される背景は見応えがあるんですが、肝心の映像本体は、一瞬ビクッとしますけど、2回観ると笑えてしまうのです。さすがにアレは……ねえ。

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