いま、戦いにゆきます。

 今日は夕方からお出かけ。先週ぐらいから今日映画を観に行くことは決めていたのですが、天気予報は木曜日あたりから雨がちだったので、はなから電車での移動を覚悟してました。ところが、出かけるくらいの時間になってから、どうも今日いっぱいは保ちそうだ、と思ったので、急遽自転車にて移動……ただし、風が強かったので、豊洲までの道程はけっこうしんどかった。ベイエリアは風が激しすぎるのです……。

 というわけで本日の訪問先はユナイテッド・シネマ豊洲、鑑賞したのは、全世界的に注目を集めたPVを長篇化、サイボーグ化した男の死闘を男の目線で疑似体験する“FPS”スタイル・アクションハードコア』(KLOCKWORX配給)

 ぶっちゃけ、この着想を得た段階で既にある程度勝ったも同然なのですが、ストーリーもこの趣向に合わせてけっこう練ってある。主人公目線で(出来れば危険な目に遭わずに)体験してみたい、というシチュエーションを巧みに盛り込んであって、そこに身を浸しているだけで楽しい。そのシチュエーションに筋を通すためにストーリーが少々込み入りすぎた感もあるのですが、大した問題ではないでしょう。神出鬼没の“相棒”として気を吐くシャルト・コプリーの怪演も見応えのある痛快作です。それこそ、クレイジーなアクションを出来るだけ主人公に近い目線で観たい、という願望を具体的に抱けるようなひとでないと楽しめない怖れもありますが、該当するならたぶん失望はしない。

 しかし一方で、鑑賞しながら、こういう作品こそ3Dや4DXの方式で製作・上映してもいいんでないかな〜、と思ったのですが……2Dであっても途中けっこう車酔いに似た感覚に襲われたので、これで良かったのかも知れない。3Dなんかにしたら本気で吐くかも。

 豊洲で食事時間の前に映画を観た場合、たいていは同じラーメン店で食事して帰るのですが、このところあまり間隔を置かずに食べていて、ちょっと特別感が薄れてしまったので、今回はやめておきました。

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