仮出所からの、爆笑問題withタイタンシネマライブ#50。

 先週土曜日に病院に駆け込み、そのまんま収容されて1週間。実は今日、病院を出ております。ただし退院ではなく、一時外泊扱いです。ちょうどこの週末、2ヶ月にいちどのお楽しみであるイベントが連続していて、出来たらフイにはしたくなかったので、ものは試し、と医師に相談してみた結果、気分転換や恢復状態の確認も兼ねて、一時外泊の許可が出たのです。

 というわけで、午後に母の迎えで帰宅、まずはハードディスクの整理や録音したラジオ番組のデータ処理、など急ぎの用を片付けて、ふたたび母に送られて新宿へ……さすがにさっきの今で、寒空の下を電車のみで移動する勇気はありませんでした。

 辿り着いたTOHOシネマズ新宿にて、今年最後となる爆笑問題withタイタンシネマライブ#50を楽しんで参りました……ただ、想像以上に冷え込みが激しく、このところ気温の面では極めて快適な場所にずーっといて鈍った身体には思いのほかこたえた。寒さが腰に来る。ネタに笑いつつも、身体がずーっとギシギシ言っていて、別の意味でも唸っていたりする。

 タイタンの面々は、瞬間メタルウエストランドのネタが微妙に被りつつも面白かったのと、日本エレキテル連合のあまりにも意表をついたネタが見事でした。特に後者、ある芸人の芸風に“おんぶに抱っこ”と言えなくもありませんが、内容的に研ぎ澄まされているのでちゃんと彼女たちのネタとして成立している。改めてこのコンビはクセ者だと思う。

 ゲスト陣は、個人的にいまいちばん“生で観たい”と思い続けている東京03が出演。しかも私にとって有り難いことに、このあいだのライブビューイングの際、どうしても生理現象を抑えられず1回だけ中座したのですが、そのまさに中座したときに演じていたネタをかけてくれていた。東京03の演技力と構成力あってこそ成立するネタであるからこそ、こなれた観客の多いこのライブでかけてくれたのでしょう。こーいうところが好き。

 他に、こちらも実はかなり好きな流れ星も登場。03のあとに出て「芸風が真逆」と自嘲してましたけど、演技力と構成力の高さがネタの質を支えている、という点では実は通じていると思う。単にその使い方が違うだけで。今回はちゅうえいがただただふざけてるだけ、という感もあったんですが、それでもちゃんとネタとして成立している気がするのがすごい。

 それにしても、だいたい想像は出来てましたが、やっぱりいま時事ネタをやろうとすると大相撲の件は不可避らしい。爆笑問題はもちろん、BOOMER&プリンプリンまでもが大相撲をネタに絡めたのにはちょっと驚いた。

 鑑賞後もハシゴなんか考えたりせず、母の運転する車で帰宅……今回だけは勘弁してもらおう。明日もイベントがある予定ですが、体調と相談して、無理だ、と思ったら大人しく断念するつもりです……。

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