そもそも死なない馬鹿。

 午後の用事は相変わらず、なのですが、今日はどーしても初日に観ておきたい作品がある。幸いに上映時間は私にとって好都合だったので、さっさとチケットを手配し、用事を片付けたあとで日比谷へ。ついでもあったので電車で移動しましたが、ついでのほうは1件しか片づかなかった。

 2日連続で訪れたTOHOシネマズ日比谷にて鑑賞したのは、R15+指定ながら型破りの大ヒットを遂げたことで、前作から僅か2年で再登場、ミュータントの少年を救うべくあの男が立ち上がるデッドプール2(字幕・IMAX)』(20世紀フォックス配給)。ちなみに前作の日本公開が完璧に2年前の2016年6月1日で、私はそっちも封切り日に観ているのでした……どんだけ楽しみにしてるんだ。ただまあ、私が今回もIMAXで鑑賞したのは、先着でミニフィギュアが貰えるから、っていうのが大きかったりする。

 肝心の中身は――もうただただ楽しかった。見事にすべて律儀にスケールアップしてます。実のところ細かなイベント自体はけっこう有り体なのに、それを巧みな構成と、観客に向かって語りかける、というデッドプールの掟破りの個性を活かして、巧みに観る者を振り回す。どれほどシリアスな場面でも急に笑いを挟んでくるんですが、それでもちょっと沁みるあたり、“ファミリー映画”と言い張るのも伊達ではない……か? しかしこの作品の面白さはたぶん、多数の映画のネタを躊躇なくブチこんで来ることだと私は思う。劇中いったい幾つの映画のタイトルとかキャラの名前を口にしたよデップー。とんでもないカメオとか、自虐ネタまで盛り沢山で、とにかく終始楽しませてくれる1本でした。

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