今日は3度目、しかも2週連続となる『午前十時の映画祭』参加です。今週上映作品は映画愛好家としていつかは観ておかねばならないと思っていた作品ですし、機会がないとなかなか観ないので、思い切って六本木での上映最終日である今日のチケットを確保しておきました――作業は滞り気味ですけど、観ないとそれはそれで後悔しそうなので。来週からアクセル踏み込むので勘弁してください。
で、いざ出かけようとして、玄関先でしばし迷い――結局、今日も自転車に跨りました。自宅から六本木までは、今週2度も訪れた豊洲までとほとんど距離的に一緒。途中に坂が多いことが気懸かりですが、豊洲までの所要時間よりまだ少しだけ余裕がある。遅れたら遅れたで仕方ない、とにかくなんか昨日の豊洲行きでは妙に物足りない気分だったので、もー少し自分をいじめたい! というわけで、覚悟を決めて出発。
45分で着きました。
……なんで? 豊洲までのルートより起伏が激しいのよ? ほんの何百メートル程度だけど六本木のほうが遠いのよ? どうして15分も短縮されるわけ?!
あまりにあっさりと到着して私のほうが混乱しましたが、しかし考えてみると当然でもある。豊洲までのルートは細い道中心、しかも信号が多めなので、なかなか進めないのに対し、六本木までのルートは途中に皇居や官公庁など、道幅が広く信号が少ない一画が挟まれているので、その分つかえる回数も減る。第一、iPhoneで指示されたルートが、豊洲までのルートと較べると慣れ親しんだ道が多かったので、迷う余地がなかったのです。特にこの数週間は日増しに移動速度が上がっているので、そりゃあ着くのも早くなろうというもの。体力がある限りは、自転車を利用した方が確実かつ安上がりかも、と思ってしまいました。
前置きが長引きましたが、本題です。鑑賞したのは、『タイタニック』と並ぶアカデミー賞最多11部門に輝く、キリストのいた時代のローマとエルサレムを舞台に描かれる壮大なドラマ『ベン・ハー』(MGM・配給)。
前述の通り、とにかくいちど観ておきたかった作品ですが、しかし本当に長い。普通に休憩が入るのですから。……しかし、なるほどこれは大傑作、と納得がいきました。圧倒的に面白い。観終わったあと、しばし魂を奪われたような状態になったほどでした。帰りが遅くなり、昼寝は17時から18時、感想書きに着手したのは19時頃だったのですが、もー書き終わって既に待機しているという。そこそこの分量をこの勢いで書けたのは久しぶりです。
この勢いに乗じて滞っている作業も! ――と思ったら、またしても地デジキャプチャのソフトウェアが異常を来して、未だに原状回復に手間取ってたりして。もうイヤっ。
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