気分はライヴ会場。

 きのう、『アイアンマン2』を鑑賞するついでにチケットを確保してあったので、今日も日比谷へ。但し、電車ではなく自転車です。ちょっと体力的に消耗していたせいか、久々にしんどかった……いや、暑いからか。

 劇場はTOHOシネマズシャンテ、鑑賞したのは、無冠の帝王ジェフ・ブリッジスにとうとうオスカーを齎した、落ちぶれたカントリー歌手の悲哀を完成度の高い音楽と共に軽快に、味わい深く描いたクレイジー・ハート』(20世紀フォックス・配給)

 お話自体はごくごく単純なのですが、ジェフ・ブリッジスの渋みの演技と、全員が本職さながらの貫禄を見せる演奏シーンが素晴らしい。ジェフ・ブリッジスの歌の巧さは前から耳にしていたものの、その弟子で今は売れっ子という人物を演じたコリン・ファレルが想像以上にいいのです。気心の知れたスタッフが集って作りました、という雰囲気の滲む、苦みもあるけれど終始快い仕上がりも好感が持てる。大変に良い映画でございました。

 鑑賞後、きのう観た『アイアンマン2』の上映館に飾ってあった等身大の模型をもーいちど撮影しに行き、近くの讃岐うどん店で昼食を摂ると、軽く買い物をしつつ帰宅。自転車での移動は気持ちいい、と思ってましたが、ここまで暑くなると、スピードの出るバイクのほうがいいかも……しかし、夏のうちに新車を購入するのはちょっと難しそうだなー……。

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