映画鑑賞のついでにお台場ラーメンPARK６回目。

　相変わらずいっぱいいっぱいの状況です。しかし閉じこもったままだとますます脳味噌が腐っていく気がしますので、気分転換を兼ねて映画鑑賞へ。

　向かったのはユナイテッド・シネマ豊洲。レディースデーなので、平日とはいえそこそこの人の入り。私の鑑賞した作品も、座席数が少ないスクリーンを使ってはいましたが、平日初回にも拘わらず半分ぐらいが埋まってました。鑑賞したのは、同性の恋人に愛を告げるため大胆な犯罪を行った天才詐欺師の姿を、ジム・キャリー主演でコミカルに描いた『フィリップ、きみを愛してる！』(Asmik Ace・配給)。

　設定自体が面白そうだったので密かに期待してましたが、期待を超えていい作品でした。コメディと言っても大笑いする類ではなく終始ニヤニヤさせられる類で、しかも掘り下げると本質的には恋愛映画。ジム・キャリーの多彩な表情もきちんと活かしていましたが、彼に愛されるフィリップ・モリスを演じたユアン・マクレガーのキュートさが絶品です。個人的に偏愛する傑作『エターナル・サンシャイン』ほどではないにせよ、恋愛映画、というよりラヴ・コメディの傑作としても過言ではないと思います。お薦め――なんですが、如何せん題材がゲイでR-15+というレーティングが設定されていることからも察せられる通り、けっこう卑猥な表現が多いので、そーいうのがイヤ、という方はご注意を。

　わざわざ豊洲まで出て来たので――というよりは、もともとこっちにも足を向けるつもりでいましたが――お台場ラーメンPARKへ。ちょうど本日から第５弾のラインナップが始まるので、そこを狙っていた、というのもあります。こちらも好天候のために、なかなかの人出。次にいつ来ることが出来るか解らないので、頑張って２杯に挑んできました。

　まずは、何だかんだで毎回出店していて、個人的にもお気に入りになっている二代目つじ田のつけ麺。分けているせいかスープが丼ものより濃厚でしたが、すだちと黒七味で変化をつけられるので、最後まで飽きません。……なんかこの店、本来の店舗も訪ねてみたくなってきた。

　２杯目は、せたが屋の炙りチャーシュー麺。炭火で炙ったチャーシューを大量に載せた、魚介ベースの醤油スープを用いたラーメンです。１店目の味が濃厚だったので、あっさり醤油を……と思って選んでみたら、こっちも想像以上に味が濃かった……。やっぱり肉が多いぶん脂が強くなってしまうようです。固めに茹でた細麺は私の好みとは違うものの、美味しいのは確かなんですが、２杯目に選ぶのはちょっときつかった。それと、初日で慣れていなかったせいもあるかも知れませんが、チャーシューを炙ってからラーメンに載せる、という手順に手間取り、いちどに３杯分しか茹でられないため、料理を出すまでけっこう時間がかかっていました。そうして生まれた行列が余計に人を呼ぶのか、私が丼を受け取るときにはかなり酷いことになっていたので、あとで訪れる方はご注意を……きっと明日以降は手順に工夫をすると思いますけどね。

　最後にオマケ。特に意味はありません。