今年は作業に追われてリストの準備が間に合わなかったのに加え、授賞式の始まるのがやたら早くて、観ながらリストをまとてめる状態でした。でもどうにか途中からはリアルタイムでアップ出来たぞ。
以下、ちゃんと整理した完全版でお届けします。
- 『アメリカン・フィクション』(Amazon Prime Video配給)
- 『落下の解剖学』(GAGA配給)
- 『バービー』(Warner Bros.配給)
- 『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリデイ』(Bitters End配給)
- 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(東和ピクチャーズ配給)
- 『マエストロ:その音楽と愛と』(Netflix配給)
- ☆『オッペンハイマー』(Bitters End×ユニバーサル映画配給)
- 『パスト ライブス/再会』(Happinet-Phantom Studios配給)
- 『哀れなるものたち』(Walt Disney Japan配給)
- 『関心領域』(Happinet-Phantom Studios配給)
- ジュスティーフ・トリエ『落下の解剖学』
- マーティン・スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
- ☆クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』
- ヨルゴス・ランティモス『哀れなるものたち』
- ジョナサン・グレイザー『関心領域』
- ☆『アメリカン・フィクション』(Amazon Prime Video配給)
- 『バービー』
- 『オッペンハイマー』
- 『哀れなるものたち』
- 『関心領域』
- ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』
- コールマン・ドミンゴ『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』(Netflix配給)
- ポール・ジアマッティ『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリデイ』
- ☆キリアン・マーフィ『オッペンハイマー』
- ジェフリー・ライト『アメリカン・フィクション』
- アネット・ベニング『ナイアド ~その決意は海を越える~』(Netflix配給)
- リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
- サンドラ・ヒュラー『落下の解剖学』
- キャリー・マリガン『マエストロ:その音楽と愛と』
- ☆エマ・ストーン『哀れなるものたち』(Walt Disney Japan配給)
- スターリング・K・ブラウン『アメリカン・フィクション』
- ロバート・デ・ニーロ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
- ☆ロバート・ダウニー・Jr『オッペンハイマー』
- ライアン・ゴズリング『バービー』
- マーク・ラファロ『哀れなるものたち』
- エミリーブラント『オッペンハイマー』
- ダニエル・ブルックス『カラーパープル(2023)』(Warner Bros.配給)
- アメリカ・フェレーラ『バービー』
- ジョディ・フォスター『ナイアド ~その決意は海を越える~』
- ☆ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリデイ』(Bitters End配給)
- 『In capitano』
- 『PERFECT DAYS』(Bitters End配給)
- 『雪山の絆』(Netflix配給)
- 『ありふれた教室』(ALBATROS FILM配給)
- ☆『関心領域』(Happinet-Phantom Studios配給)
- ☆『君たちはどう生きるか』(東宝配給)
- 『マイ・エレメント』(Walt Disney Japan配給)
- 『ニモーナ』(Netflix配給)
- 『ロボット・ドリームズ』(KLOCKWORX配給)
- 『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(Sony Pictures Entertainment配給)
- 『Letter to a Pig』
- 『Ninety-Five Senses』
- 『Our Uniform』
- 『Pachyderme』
- ☆『WAR IS OVER! Inspired by the Music of John and Yoko』
- 『The ABCs of Book Banning』
- 『The Barber of Little Rock』
- 『Island in Between』
- ☆『ラスト・リペア・ショップ』
- 『世界の人々:ふたりのおばあちゃん』
- 『彼方に』
- 『Invincible』
- 『Knight of Fortune』
- 『Red, White and Blue』
- ☆『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』
- 『バービー』
- 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
- 『ナポレオン(2023)』(Sony Pictures Entertainment配給)
- 『オッペンハイマー』
- ☆『哀れなるものたち』
- 『落下の解剖学』
- 『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリデイ』
- 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
- ☆『オッペンハイマー』
- 『哀れなるものたち』
- 『Golda』
- 『マエストロ:その音楽と愛と』
- 『オッペンハイマー』
- ☆『哀れなるものたち』
- 『雪山の絆』
- 『バービー』
- 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
- 『ナポレオン』
- 『オッペンハイマー』
- ☆『哀れなるものたち』
- 『アメリカン・フィクション』
- 『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(Walt Disney Japan配給)
- 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
- ☆『オッペンハイマー』
- 『哀れなるものたち』
- “The Fire Inside”『フレーミングホット!チートス物語』(Disney+配給)
- “I’m Just Ken”『バービー』
- “It Never Went Away”『ジョン・バティステ:アメリカン・シンフォニー』(Netflix配給)
- “Wahzhazhe (A Song for My People”『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
- ☆“What Was I Made For?”『バービー』(Warner Bros.配給)
- 『ザ・クリエイター/創造者』(Walt Disney Japan配給)
- 『マエストロ:その音楽と愛と』
- 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』(東和ピクチャーズ配給)
- 『オッペンハイマー』
- ☆『関心領域』(Happinet-Phantom Studios配給)
- 『ザ・クリエイター/創造者』
- ☆『ゴジラ-1.0』(東宝配給)
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(Walt Disney Japan配給)
- 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』
- 『ナポレオン』
祝、日本映画2作品受賞。実は『ゴジラ-1.0』の視覚効果部門は固い、と思ってたけど、『君たちはどう生きるか』はギリギリかな、と捉えてました。
しかしやっぱりアカデミー賞にはイデオロギーが働きやすいようです。最多受賞となった『オッペンハイマー』に『PERFECT DAYS』を制して国際映画部門に輝いた『関心領域』、長篇ドキュメンタリー部門の『実録 マリウポリの20日間』と、今回はあからさまに反戦色が色濃い。日本映画の2作品も第二次世界大戦が背景にあり、それも有効に働いたのではなかろうか。
それにしても個人的には『オッペンハイマー』が感慨深い。出世作『メメント』から追っていた“無冠の帝王”が遂に報われたこともさりながら、この作品で、通好みの作品ばかりに出てきたキリアン・マーフィと、《アイアンマン》で劇的カムバックを遂げたロバート・ダウニー・Jrが受賞したことがとにかく嬉しい。
ちなみに授賞式、セレモニーとしてはライアン・ゴズリングによる“I’m Just Ken”の熱唱が素晴らしかった。受賞こそ逃したけれど、間違いなく今回の主役だったと思う。
……さあ、それじゃ封切り日に『オッペンハイマー』を鑑賞するため、作業を頑張るか……。
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